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2017年3月31日金曜日

お花見

こんにちは、遠藤です。


25日(土)に仙台在住の友人が遊びに来てくれたので
上野へお花見に行ってきました。

まだ満開でないのは承知の上、「うえの桜まつり」が開催されているので
とりあえず雰囲気を味わいに……

ぼんぼりのライトアップに骨董市、たくさんの出店と
意外にも多くのお花見客!

この日は寒かったので、お花見客はいないと思っていたのですが
レジャーシートの上で宴会を繰り広げる団体があちこちに。
ワイワイ呑めれば何でもよいのでしょう笑



(夜&スマホカメラだったのでこんな写真しか撮れませんでした)

数本の木がこのくらい咲いている程度でしたが、すこしでも桜を見られて、
そしてお花見客のおかげで意外にもしっかりお花見気分が味わえてよかったです。



いよいよこれから本格的なお花見シーズンですね。
「俳句界」4月号、文字のないエッセイで見開き掲載したこの場所は

埼玉県営権現堂公園(幸手市権現堂堤)です。

素敵ですね~~~行ってみたい。

今年も4月9日(日)まで、「幸手桜まつり」が行われているそうです!
※開花の状況により期間の変更があるようです。



皆さんの「ここに行ったよ」「ここがおすすめ」といった

お花見情報も、ぜひお寄せくださいね。

それではまた来週!



2017年3月30日木曜日

ゆいの森あらかわ

木曜担当の加藤です。
今日は久しぶりに暖かく、ちらほら桜が咲いている姿を見かけました。

今週末にはお花見ができそう…と先週の予報で言っていましたが、
満開はまだ先になりそうですね。
満開までの過程をじっくり楽しみたい、毎年そう思います。

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さて、先週の土曜日に荒川区荒川にある、「ゆいの森あらかわ」という
複合施設の開館式典に行ってきました。


施設は地上5階、地下1階。
絵本から専門書まで約60万冊を揃える中央図書館、
荒川区生まれの作家、吉村昭記念文学館、
そして子供施設の3つが入った複合施設です。


一階はカフェやホールもあって、とてもオシャレ。



光がたくさん入る、吹き抜けの図書館はとても素敵でした!
今度は個人的に行って利用してみたいと思います。

ここに取材に行った理由は、これです。


現代俳句協会から寄贈された書籍がずらりと並んでいました。


ずらりと並んだ俳誌。
最新号がすぐ手にとれるのはいいですね!

4月25日発売の「俳句界」5月号に詳細が掲載されますので、ぜひご覧ください。


帰りに菜の花色の都電を見かけて、春を感じた土曜日でした。

ではまた来週!

2017年3月29日水曜日

佐高信対談に行ってきました


こんにちは、松本です。
先週の金曜日は、「佐高信の甘口でコンニチハ!」の取材に行ってきました。
ゲストは外交ジャーナリストで作家の、手嶋龍一さん。
(とてもご多忙な中、日程をご調整いただきました…!)

最近のアメリカ問題、トランプはなぜ大統領選に勝ったのか、というのをとても分かりやすく語ってくださいました。
さすが、元NHKワシントン支局長。知識と経験が幾層にも重なっておられるので、情報を伝えるという行為が、もはや反射的な行いのようでした。手練れの技術を拝聴しているな、と感動しました。

最初、政治問題についていけるかな……と怯えていたのですが、聞いていて本当にわかりやすく「へえ」「ああ!」と思わず拝聴しながら声を出してしまうほどでした。
(気分は大学の聴講生)
これをまた誌面で文字として伝えることが私の役割ですので、気合いを入れたいと思います。
お楽しみに!

また、手嶋さんの好きな俳人は、「正岡子規」とのこと。
俳句の革命者が好き、というのには深く頷きました。





2017年3月27日月曜日

飯田蛇笏、龍太 山廬俳諧堂 落成式
















こんにちは、編集長の林誠司です。

土曜日はとても忙しかったが、うれしい一日だった。
飯田蛇笏、飯田龍太の山廬俳諧堂落成式を訪ねたのである。
甲府駅からタクシーで30分。
笛吹市境川町小黒坂まで。

以前、飯田家の敷地にあった俳諧堂だが、その後、村のどこかに移築され、捨て置かれてあったのを、龍太子息の秀實さん(写真中央)が、蛇笏、龍太を慕って訪れた俳人の憩いの場にしようとして、敷地内に移し、修繕して完成した。

蛇笏、龍太を慕って訪れる人は多いのだが、母屋は今も使用している為、原則非公開を貫いていたのだが、秀實さんとしては、なんとかそういう人の期待に応えたい、と思っていたのだろう。
今回の俳諧堂は一階を展示コーナーにして、二階が句会場になっている。
今後は事前申し込みしてもらえれば母屋も見学できるし、俳諧堂も利用できるそうだ。

とにかく飯田家は広い。

















裏庭には龍太が、

一月の川一月の谷の中

角川源義が、

篁に一水まぎる秋燕

と詠んだ狐川がある。
広大な竹林があり、裏山に上ると桃畑が広がり、その向こうに南アルプスがそびえる。
こんな気持ちのいいところはそうはない。
俳人なら一度を訪れるべきだろう。

2017年3月24日金曜日

「群青」初雁句会

こんばんは、遠藤です。

先日、「群青」でいちばん勢いがあると噂の初雁句会にお邪魔してきました。

会場は都内の開成高校。
櫂未知子先生と佐藤郁良先生を囲み、
特別選者・鳥居真里子先生をお招きしての句会でした。

左から櫂未知子先生、鳥居真里子先生、佐藤郁良先生

総勢25名の参加者のうち、なんと中高生が12名も!
他の方もお若い方がほとんどで、なるほど勢いのあるメンバーでした。



13:00に開会し、まずは雑詠5句と席題1句の投句。
選句を終えたら披講、その後じっくり選評をいただきます。

てっきり、若い皆さんからは「ツイッター」や「アイドル」などを詠みこんだ
見るからに若々しい句がでてくるかと思いきや
披講を聞くだけでは年齢が判らない作品ばかり。
安直な自分がすこし恥ずかしくなりました。

もちろん先生方も投句しているので、平等に選が行われます。
また不意打ちで選ばなかった理由を問われても
しっかりと答えられる皆さんに驚きました。
(わたしが中学生だった頃は、もっともじもじしていたなぁ……)

得点を集計し、15:50に終了。すこしの休憩を挟み、これから後半です。


後半は10句連作の選。

配布されたプリントを見ながら選評を述べ合います。

1句ごとではなく、連作の評価は難しいですね……。
褒め合うだけでなく、
どんなに良い句でも並べ方を誤るとバランスが悪くなる。
似たような響きが続くと、くどくなってしまう。
そういったテクニックも学べる選評が飛び交いました。


すべてが終了したのは18:00過ぎ。


まるで部活……!のような雰囲気でしたが、
学生だからといってちやほやされることもなく、
先生方も若い方を決して「子供扱い」することなく。
しっかり作品で勝負する姿を見せていただき、
先生方のおおきな愛情を感じました。まさに勢いのある句会!


この句会のレポートを含む「群青」の特集は
俳句界7月号に掲載します。
この勢いをしっかりお伝えできるだろうか!?
わたしも頑張ります……!

2017年3月23日木曜日

開花

木曜担当の加藤です。

今日、さくらの開花予想が発表されました。
東京は4月1日に満開となるそうで、
1日、2日の土日はお花見ができそうですね。

私は先日、一足早く新宿駅前で満開の桜の木を見かけました。




通りかかる人たちはみんな「本物!?」と驚いて立ち止まり、
嬉しそうに写真を撮っていました。
早咲きの桜なのでしょう、冬物のコートを着た人混みの中で咲く
桃色の桜が素敵でした。

そういえば「俳句界」4月号(3月25日発売)の内海良太先生の
取材に出かけたとき、カワヅザクラが咲いていました。
強風の中、たった一本だけ咲いていた桜がとても綺麗で、
その前で撮影をしたのでした。

4月号は今週末の土曜日に書店に並びます。
ぜひ、手に取って春を感じてください。


ではまた来週!

2017年3月22日水曜日

今月のお出かけ

こんにちは、松本です(水曜日当番ですが木曜日に書いています)。

今月は、お出かけのお仕事が多かったです。

3月2日は、5月号「セレクション結社」のグラビア撮影に行きました。
今回は、「天穹」主宰の佐々木建成(けんせい)先生。
場所は埼玉の氷川神社。

当日はあいにくの曇り空、しかも午後からは雨の予報……ということで雨が降らない様に祈りつつ向かいました。
大宮で待ち合わせて向かったのですが、氷川神社は参道がとても長かったです。でも綺麗に整えられているので歩きやすい。参道を挟むようにして車道が並行しているので、車に悩まされることなく、散歩している人もちらほら(さすがに寒かったので人は少なかったのですが)。

氷川神社と、近くの竹林で撮影しました。










野村カメラマンと。






撮影の様子です。佐々木先生がポーズをさりげなく取って下さるので、素敵な写真が撮れました。











まだ梅が残っておりました。













紅梅が散って、絨毯のよう!






ちょうどここで撮影をして「終了です!」と移動し始めた途端、雨がざあっと降り出してきました。タイミングがよくほっとしたのですが、雨のせいでとても寒い。
慌てて駅前に向かい、温かいお茶を飲みに行ったのでした。

「天穹」は今年で創立二十周年。
1月号は他結社の先生方からの特別寄稿、小川軽舟「鷹」主宰との対談がなんと20頁にわたって掲載されています(総合誌では難しい……)。
読み応え抜群でした。


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翌週の9日には、写真家・林義勝さんの写真展へ。
中西進氏の著書『文学の胎盤』に掲載された写真が中心になっています。
名作文学の風景と、小説の抜粋が一緒に掲載されているため、情景がすっと伝わってきます。
名作小説というのは、時代も違うのでどことなくモノクロのイメージなのですが、林さんの写真で、色鮮やかに蘇った……そんな感覚になりました。

素敵だったので、『文学の胎盤』も購入したのですが、写真掲載がこちらはとても小さく。ううん、勿体ない……と思ってしまいました。

いろいろとお話もうかがえて、写真家の視点というのはすごい、と感嘆するばかりでした。






















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あと、19日は「群青」の句会にお邪魔させていただきました。

こちらは遠藤さんと取材にいきましたので、金曜日にご報告します。

とにかく……すごくタフな句会でした。若いエネルギーに圧倒されます。


2017年3月21日火曜日

鎌田俊「河」副主宰 俳人協会新人賞祝賀会
















編集長の林誠司です。
私は月または火に、ブログを書くのだが、すっかり忘れてしまった。

この間の日曜は鎌田俊「河」副主宰の第40回俳人協会新人賞祝賀会に出かけた。
写真は角川春樹「河」主宰とのツーショットである。

彼はまだ三十代半ば、幸先の良い俳壇デビューだと思う。
また、それに十分かなう実力や感性も持っている。
よい才能が出てきた。

不死鳥となり陽炎へ踏みだせり            俊
ふらここやたましひ誰も買ひに来ず
火取虫己の燃ゆる音聞くか
天狼の遠のいてまたそこにあり
団栗や敗れし神を祀りをり
蟷螂のやさしさだけが枯れ残る
アトリエにはだかの蚯蚓鳴きにけり
ずる休みして雪だるま大きくす
雪掻いて道あをあをと生まれけり

2017年3月17日金曜日

3月号(弊社在庫)完売しました!

こんにちは、遠藤です。

あと約1週間で「俳句界」4月号が書店に並びますね~!
表紙は版画家・小﨑 侃氏の「春の海」。
新しい季節に心躍る表紙です。



そんな今、「俳句界」3月号の弊社在庫が完売しました!
ご執筆いただいた先生からのご注文はもちろん
定期購読を新しく始めたいとお電話いただいた方々、
直接ご注文いただいた皆様のおかげです。

弊社の在庫はなくなりましたが、
全国の書店やAmazonなど予め配本したところにはまだ在庫アリ◎ですので
ご興味のある方は直接店舗へお問合せくださいね。



3月号の特集は「日本俳都めぐり」。
これから暖かくなりますので、ここで取り上げた俳都を訪ねてみるのも素敵ですね。




4月号はもうわたしたちの手を離れました。
あとは取次、書店のお力を信じるのみ…完売目指して頑張れ~~!

4月号の特集は夜半と比奈夫~「諷詠」四代の伝統
貴重なカラーグラビアは必見です。

山本健吉賞の発表もありますので
情報がギュッとつまった1冊です。

「俳句界」4月号はAmazonからも購入できますので
どうぞよろしくお願いします!




2017年3月16日木曜日

「私の一冊」の取材へ

木曜担当の加藤です。
今朝は、昨日とはうって変わって春の暖かさを感じました。

いつものように、出勤途中の公園で写真を。
蕾だった白木蓮や椿の花が、咲き始めていました!



桜の蕾をどんどん膨らんできています。
いよいよ「春」ですね!

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お天気は曇りでしたが、なんとなく春の空気を感じた、
13日の月曜日。

5月号「私の一冊」の取材で、田中亜美先生の撮影をするため
神奈川県川崎市に行ってきました。


田中先生を撮影する、野村カメラマン。

「遠くて何が何だか分からない!」と思われるかもしれませんが…
4月25日発売の5月号で、
田中先生の素敵な写真を見ていただきたいので、
これ以上は近づきませんでした。

現在、いくつもの大学で
俳句だけでなくドイツ語、ドイツ文学(詩)を教えている田中先生。
お話がとても面白く、「そうなんですか!」「なるほど!」と
すっかり講義を聞いている生徒の気分になってしまいました。

学生時代はあんなに勉強が嫌だったのに、
大人になって「知らないことを知る」のがこんなに楽しく思えるなんて…
不思議なものですね。

ではまた来週!

2017年3月14日火曜日

中休み(?)の週
















雑誌は先日、4月号が校了し、これから5月号が始まる。
…といってもいきなりスパートでは体がもたない。
今週は「中休み」的な週で、4月号の原稿保管や写真返却などをやっている。

私の場合、この頃に、取材や人と会う、いろいろな用事を入れる。
そういうことでここのところ、よく人と会う。

遠藤もブログで書いていたが、先週末は、弊誌に広告をだしてくださっている「光明兼光商店」の内海社長がいらした。
もっともこれは、東京出張の際に立ち寄ってくださったもので、私も驚いた。

昨日は櫂未知子さんと佐藤郁良さんが来社。
「群青」についてのインタビューをおこなった。
佐藤さんの理路整然として話に感嘆した。
また、櫂さんの俳句に賭ける情熱も素晴らしかった。

そのあとは横浜へ向かい、「雪解」の古賀雪江先生と、仕事の話を兼ねつつ食事をした。
実にエレガントな横浜の夜だった。

明日は「鹿火屋」の原和子会長、原朝子主宰と神田で食事をする。
こちらも楽しみである。

2017年3月10日金曜日

パリ・NEKO・コレクション2017

こんにちは、遠藤です。

昨日、渋谷のBunkamuraで開催されている

パリ・NEKO・コレクション2017を観に行ってきました。





「俳句界」本誌の広告で毎号おなじみの
光明兼光本店・内海社長が出展されたとのことで
開催のお知らせをいただいていたのです。


撮影OKでしたので、会場の様子と内海社長の作品を。


「猫」をモチーフにした人形・絵画・手拭いや雑貨などなど
多くの作家さん作の品が展示されていました。
日本は猫ブームですが、パリでも注目を集めてきたようです。


内海社長の作品はこちら。
日本画をモチーフにしたワインボトルは
さぞかしフランスで受けたことでしょう!


もふもふした猫の背に乗っているかのような展示も素敵でした(ΦωΦ)



現在、光明兼光本店さまより
投稿「俳句界」のダブルorトリプル特選賞受賞者へ、協賛品として
受賞句を彫り込んだ「手刻み」のボトル(もちろん中身入り!)を
プレゼントしています。
こちらはゴールド一色でとてもシック。
デザイン案をいただくたびに、格好いい~~!と思っていましたが
今回展示されていたカラフルなものも、猫の可愛さがいっそう引き立ちますね。


パリ・NEKO・コレクション2017は3月14日(火)まで。
お近くの方はぜひご覧になってみてくださいね。




そしてなんとなんと、本日、内海社長がご来社!
東京でご用事があったようで、弊社へ立ち寄ってくださいました。
内海社長は兵庫にお住いのため、お目にかかるのは初めて。
人が一人入れるほどの大~きなスーツケースに
詰め込まれたたくさんの刻みボトル。
いろいろなデザインを見せていただきました。

そしてお土産に、と素敵なボトルのワインを
またまたいただいてしまいました~☺

内海社長、ありがとうございました!



兵庫県姫路市飾磨区

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2017年3月9日木曜日

嬉しい出会い

木曜担当の加藤です。

昨日のブログにも書いてありますが、
俳人協会の総会(懇親会)へ編集部皆で行ってきました。

俳人協会の新会長には大串章先生(「百鳥」主宰)が、
新理事長には能村研三先生(「沖」主宰)が就任されました。

また、第56回俳人協会賞は山尾玉藻先生(「火星」主宰)の『人の香』が、
第40回俳人協会新人賞は鎌田俊氏(「河」副主宰)の『山羊の角』と、
櫛部天思氏(「櫟」副主宰)の『天心』がそれぞれ受賞されています。
おめでとうございます!


大串先生、能村先生、山尾先生は俳句界投句欄の選者として、
入社時からお世話になっている先生です。

別冊「投稿俳句界」の選者は29名。
祝賀会や取材などで、ほとんどの先生にはご挨拶できているのですが
山尾先生とはこれまでなかなかお会いするチャンスがなく、
数年間メールのやりとりだけで、今回初めてお会いすることができました!

山尾先生からのメールには、季節の事柄や、
大阪でのできごと、ときにはユーモア溢れるエピソードなどが
さらりと書かれていて、いつも楽しみなのです。

メールはつい用件のみの内容になってしまいがちですが、
手書きの文字ではないからこそ、内容に人柄があらわれるということを
忘れないようにしようと思う私なのでした。

(他の先生方が原稿に添えてくださるお手紙やメールのお話もしたいのですが、
それはまたの機会に)

ではまた来週!

2017年3月8日水曜日

俳人協会総会へ

こんばんは、松本です。
昨日は、俳人協会の第46回総会および懇親会へ、編集部全員で行ってきました。
(総会は編集長のみ参加)

普段お世話になっている先生方、初めてお会いする先生方にご挨拶できました。
こちらの詳細記事は、5月号に掲載です。

京王プラザホテルが会場なのですが、毎年この時期はつるし雛が飾られていて、圧巻です。















正面から。
















今年は酉年なので、鳥のかざりが多かったです。
















力作! 竹の子の中の……かぐや姫!













奥には貝合わせも。傍でじっくり見たかったです。
















菊の花びらの造形が細かいです。




つるし雛は、江戸時代に雛人形を買えなかった庶民によってつくられたもの。
お母さん、おばあちゃんが、高くなくても子どものためにと作ったものなので、今でも温かみがあるかたちなのでしょう。

また、全体的に「衣食住に困らないように」という願いも込められているとか。
(知らなかった…)
去年は、野菜の形が多かったのですが、こういうのが作り手に好まれるんだな……という単純な感想しか抱いていなかったのです。
奥が深い……。

お近くの方は、ぜひ観に行ってみてください。

2017年3月6日月曜日

ファンキー(?)な雨傘



















今日はある出版社に行った。
帰りがけ雨が降っていた。

社員の方 「傘、持ってますか?」
私「いや、持ってないです。でも大して降っていないから大丈夫ですよ。」
社員の方「いや、結構降ってますよ…、ちょっと待っててください。傘、たくさんありますから。」

と言って、社内に戻られた。
どうやら、思ったほど…というか、全然、傘がなかったようだ。

社員の方「すいません、こんなのしかなくて…」

といただいたのが写真の傘。
見事な星条旗ビニール傘…。
そういえばこの出版社、ティーン向けのファッション雑誌を出してたな。
その「小道具」?
実に「ファンキー」だ。

社員の方「恥ずかしかったら途中で捨ててもいいですから。」

と言われたが、ご厚意ありがたくいただいて、この傘で会社まで戻った。
しかし、50男が、九段の坂を、この傘をさして下っていく光景は、実に「ファンキー」な光景だったに違いない


2017年3月3日金曜日

雛祭り

こんにちは、遠藤です。

今日は雛祭りですね。
お嬢さんや女の子のお孫さんがいらっしゃる方、
ご家庭でお雛様を飾りましたか?


遠藤家には7段飾りの雛飾りがあるのですが
わたしが一人暮しを始めてからは出さなくなってしまいました。

遠藤家は昔から男児ばかりが生まれる家系で、
わたしが遠藤家史上2人目の記念すべき(?)女子だったこともあり
そんなにリッチな家ではないのですが
喜んだ家族や親戚が、一同でかなり立派な雛飾りを買ってくれたそうです。

しかし
いかんせんボロ家だったので、
飾ろうと包みをひらいたら人形の顔がネズミに齧られていたり!
飾っているところの床板が重さでしなっていたり、、、
今となっては笑えますがみじめな思い出もあります(´・_・`)




余談ですが史上初の女子(祖父の妹)が
存分に甘やかされ我儘に育ってしまったようで(笑)
わたしは一切甘やかされることなく平凡に育てられました。


そんな娘不在の遠藤家の雛飾り。



お雛様よりも目立つ雛あられと桜餅……今晩はちらし寿司だそう。
お祝いにかこつけて、食べてばかりいる両親です(^^)

2017年3月2日木曜日

椿

木曜担当の加藤です。
東京は今日もまた雨。

春が近づいているのが分かるのか、
毎朝通る公園の草木は嬉しそうに見えました。

雨に濡れる緑の匂い、日々膨らんでいく蕾。
今日は少し立ち止まって、写真を。
朝のこういう時間もいいものですね。




見ていて一番楽しいのは、椿です。
散椿や落椿は俳句によく詠まれますが、
このふっくらとした椿の蕾が私は子供の頃から好きでした。



牛の子の顔をつん出す椿かな  小林一茶


ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に  高濱虚子



椿の花が咲く日が今から楽しみです。

ではまた来週!

2017年3月1日水曜日

そろそろ「みすゞ忌」

こんにちは、松本です。
今日から、高田馬場にある芳林堂で「金子みすゞ」フェアが始まっています。

JULA出版局のお二人にお知らせいただいたので、昨日は一足先に設営を拝見させていただきました。






















芳林堂3F レジの左横です。
ドラマで使われた、詩を記していた手帳三冊のレプリカも展示されています。

俳人にも「みすゞ忌」としてなじみが深い童謡詩人ですね。
みすゞ忌は3月10日。
みすゞの出身地長門市では、毎年「金子みすゞ顕彰全国俳句大会」も開かれています。
地元で愛されている詩人、というのがよく伝わります。

金子みすゞは、まとまった作品が世に出ることがなく、幻の詩人と言われていました。
が、童謡詩人・矢崎節夫氏が「大漁」というみすゞの詩に惚れ込み、彼女の足跡を辿り、十六年後に、弟の上山雅輔さんにいきつきました。そして、彼の手許にはみすゞが遺した手帳があり、その八割が、未発表の作品だったそうです。

書いているだけで情熱が伝わります。見つかったときの驚きと喜びを想像するだけで、胸が熱くなりますね……。

この辺りの詳しい話は、こちらの本を参考にしています。






















『金子みすゞの110年』(監修・矢崎節夫/JULA出版局)

ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。
みすゞを知りたいならこれ! という著書です。資料集と言ってもいいくらい、ふんだんに写真が掲載されています。貴重な昔の童謡雑誌の表紙などものっているので、みすゞの生きた時代背景が伝わってきます。


さて、ここで読者プレゼントのお知らせです。
「金子みすゞ・金澤翔子~ひびきあう詩と書~」が仙台で開催します。
こちらの招待券をいただきましたので、5名様にプレゼントいたします。
ご希望の方は、こちらからお問い合わせください。
(「お問い合わせ内容」の欄に「金子みすゞ招待券希望」とご記入ください。発表は発送をもってかえさせていただきます)

詳細のチラシはこちらです↓
ぜひご応募ください!






















GWには、東京でも開催されるようです。
仙台には行けないので、私は東京に来るのを待ちたいと思います。

それではまた来週~!