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2017年11月16日木曜日

多忙なる11月



















編集長の林誠司です。
相変わらず公私ともに多忙です。
今月の予定を紹介します。

11月3日(金・祝)             「都市」10周年祝賀会
11月4日(土)~5日(日)    吟行旅行(静岡)
11月7日(火)                     古賀雪江「雪解」主宰と打ち合わせ(横浜)
11月8日(水)                    七田谷まりうす氏昼食。現代俳句協会関係者来社。新幹線で金沢へ。
11月9日(木)                     千田一路氏インタビュー(石川)、夜、新幹線で帰京。
11月11日(土)~12日(日)    吟行旅行(山梨)、蛇笏・龍太の山盧を訪ねる。
11月16日(木)                    現代俳句協会記者会見取材。名和未知男「草の花」主宰と打ち合わせ
11月18日(土)                  「雲取」20周年祝賀会
11月19日(日)                   母親に昼食をおごる。群馬・高崎へ。
11月20日(月)                   高橋洋一「絹」主宰インタビュー(群馬富岡)。帰京。
11月22日(木・祝)             柿本多映グラビア撮影。現代俳句協会80周年祝賀会。
11月25日(土)                   「好日」全国俳句大会取材
11月26日(日)                   「橘」40周年祝賀会。川崎高津全国俳句大会取材。
11月30日(木)                   千葉県俳句連盟吟行俳句大会取材。

われながらびっくりする。
これではデスクワークが山積みになるわけだ。
今日は、必死に、送られてきた原稿への拝受のお礼はがきを書いた。
ほとんど、書き終わったので、ちょっとホッとした。

拝受ハガキには、送っていただいた句の中から、自分が好きな句を書いて、お礼を述べている。
結構、これが好評で、お会いした時に、

〇〇の句をほめていただいて、うれしかった。

と声をかけてくださる。
なるべく続けたい、と思うが、中には、どうにも忙しくて、お礼の一言だけ書いて出すときもある。
決して好きな句がなかったわけではない。
そういう時は、

よっぽど忙しいんだな…。

と思って許していただきたい。

写真は横須賀の自宅そばの海の風景。
たまにはゆっくり、こういうところで「ぼ~」と過ごしたいものだ。



2017年11月10日金曜日

寒くなってまいりました。

こんにちは。
編集部 家氏です。

日に日に寒くなって参りました。
私事ですが、10月の末に誕生日を迎えることが出来ました。
秋生まれということで、今日は秋にちなんだ句を紹介してみようと思います。

赤とんぼ筑波に雲もなかりけり  正岡子規

【意味】赤とんぼが飛んでいる筑波の空には雲もない

季語は「赤とんぼ」です。

私の地元は、童謡「赤とんぼ」の作詩者、三木露風の生誕地でもあります。
誕生日の季節になると赤とんぼがたくさん飛んでいた思い出があり、この句に共感を覚えました。
少し故郷に思いを馳せながら、ブログを書いてみました!

日が過ぎるのもとても早くなり、年末に向かってまっしぐらですが、
秋が深まり冬に向かう今こそ、俳句がたくさんできる時期なのではないでしょうか。

「俳句界」12月号は11月25日(土)発売です!
お楽しみに!

2017年11月2日木曜日

12月号進行中

こんにちは。
加藤です。

編集部では、現在「俳句界」12月号の校正・入稿まっただ中。
アナログな私は、やるべきことリストを手書きして、
一つ一つ項目を消しながら進めています。
どうもまだ、「打つ」より「書く」ほうが落ち着くのです……。

さて、10月25日発売の11月号は絶賛発売中!
特集は「わが郷土のグルメ」「間違えやすい季語の見分け方」です。
アマゾンでのご注文は、こちらまで。

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先日、上野の国立西洋美術館へ「北斎とジャポニズム展」を観に行ってきました。



モネ、ドガ、セザンヌ、マネ……。
19世紀後半、葛飾北斎の作品が、遠い西洋の芸術家たちに
大きな影響を与えたことは多少なりとも知っていたのですが、
今回、実際に北斎の作品と、そこからヒントを得た作品が並んで展示されているのを
目の当たりにして、本当に驚きました。
構図からヒントを得て制作された作品もあれば、「そっくり!」なものも。
トレーシングペ―パーのようなもので、北斎の浮世絵をなぞって練習していた画家もいました。

人間の骨格から勉強し、浮世絵を描いていた北斎の作品は
西洋の画家たちにとっては教科書のようなものだったのかもしれません。

ちなみに、このポスターの可憐なバレリーナの構図は
「北斎漫画」の相撲取りの浮世絵を真似したようで。
思わず吹き出してしまいました。

以前、北斎の娘、応為(おうい)の作品を「俳句界」で取り上げたのですが、
そのときに色々と調べていたおかげで、本当に楽しめた二時間でした。

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先日、別冊投稿俳句界の選者でもある、「草の花」主宰の名和未知男先生から
書籍担当の青木女史のもとへ「ハカラメ」の写真が届きました。


ハカラメの正式な名前は「セイロンベンケイ」。
「マザーリーフ」とも呼ばれる植物です。
ハカラメの語源は、その響きの通り、「葉から芽」。
葉を水に浸しておくと、1~2週間程で小さくて可愛い芽がたくさん出ます。
葉の裏側には白い細い根がはり出し、なんと数年かけて花を付けるのだそう!
この花を咲かせるのはとても難しく、
なかなか咲かせることができないことから、「幻の花」と呼ばれているそうで。。。
名和先生はそんなハカラメを、何年もかけて、ここまで育てられたそうです!

以前、名和先生からハカラメの葉をわけてもらった青木女史。
順調に育っているそうなので、
数年後、このブログでハカラメの花の写真をまたアップしたいと思います!
お楽しみに!

ではまた。

2017年10月31日火曜日

上野と有松へ

こんにちは、松本です。

10月の後半は、ふたつ、取材に行かせていただきました。

まずひとつめは、「野火」850号記念祝賀会(主宰・菅野孝夫先生)です。
当日は台風の最中だったのですが、「嵐を呼ぶ『野火』である」との来賓挨拶があり、大変賑やかで明るい会となりました。

















「野火」は戦後すぐの昭和21年に、篠田悌二郎が創刊。
それより以前、昭和11年に、「野火」の前身となる「初鴨」が誕生しているのですが、これは会津で興ったそうです。
その「初鴨」を母体として、「野火」は誕生しました。
850号も続く結社の源が会津である、というのは、個人的にとても嬉しく思いました。
(東北出身、会津にも住んでいたので)
篠田悌二郎の名前も、会津藩の儒学者・秋月悌次郎からとったということです。
(会が始まる前に、菅野先生にいろいろと質問してしまいました)

それにしても、850号まで連綿と続いてきたというのは凄まじいことです。
今後も、900号、1000号と続いていかれるのでしょう。

戦争によって、結社誌が出せなくなり、戦後はたくさんの結社が生れました。
それが平成の時代までつづいてきた……、平穏の大切さも感じます。


















(会場でいただいたお花)




せっかく上野に来たので、帰りに「怖い絵展」を見ようと思っていたのですが、豪雨の中でも、外に30分待ちの列が……。
さすがに風邪をひきそうでしたので断念して、選挙の投票に寄って、帰りました。



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ふたつめは、12月号のNOWの撮影で、名古屋の栗田やすし先生のところへお邪魔しました。
ご自宅にお招きくださり、室内での撮影から開始。なんと、ご自宅の入口脇に書庫が……!
最初はここで「伊吹嶺」の編集をしようと思っていらしたそうですが、本が増えて作業が出来なくなってしまったとのこと。さすが、日大の教授でいらした先生です。
正直、蔵書を拝見してみたかったのですが、さすがに「見せてください」とは言えませんでした。

その代り、ご自宅の書斎を拝見。
こちらは、全集や結社誌がずらりと並んでいました。


















初めて拝見したのですが、こちらは、「ほとゝぎす」の松山版です!
まだ東京に移る前に作られていたものですね。
開いたとたん、内藤鳴雪という名前が。当時は正岡子規、高濱虚子、河東碧梧桐、そして内藤鳴雪が選者でした。
なんという錚々たるメンバーなんでしょう。
この一年後、東京に移し、虚子が継承。三年後には、誌名も「ホトヽギス」に改名されました。


















さらに、「伊吹嶺」と「風」の創刊号を並べて。
澤木欣一の「風」もまた、昭和21年の創刊。戦後は本当に、俳句結社が多く興りました。


ご自宅での撮影のあと、旧東海道の町並みが残る、有松へ連れて行っていただきました。
「有松・鳴海絞り会館」で、有松絞りの成り立ちがわかる映像や、実演なども拝見。
すっかり観光気分な私とカメラマンでした。

本来の姿に戻り、撮影を再開。町並みと先生の雰囲気がとても合っていて、素敵なお写真が撮れました。
(12月号のグラビアをお楽しみに!)












(有松の晴れた空と松。有松だから松が多いのかな……?)












(先生と野村カメラマン)




この日は、週の一日だけ雨模様で、ご自宅に居た時は降っていたのですが、
外にでると綺麗な晴れ間が。
先生は、「やすし晴れ」と言われるほど、晴男なのだとか!



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撮影は終わって、最後に桶狭間古戦場跡に連れて行っていただきました。
織田信長が名を一気に高めた、奇襲作戦の名戦の地!!!
(観光気分がますます増してしまいました)

でも、桶狭間がどこかというのは所説あるそうで、のぼりの脇にも小さく「伝説地」と記されていました。


















(左に「伝説地」と)












(今川義元の墓)
※今も花が供えられています















(今川義元戦死所)
※お墓の裏にありました。




大変楽しい取材でした。栗田先生ありがとうございました。




2017年10月23日月曜日

駆け廻った一週間























日曜は「鴻」全国俳句大会で千葉県市川
火曜は「ランブル」20周年祝賀会で東京新宿
木曜日は「吟遊」20周年祝賀会で東京神保町
金曜は「松の花」20周年祝賀会で東京竹橋
日曜は「白魚火」栃木大谷吟行取材で栃木宇都宮

と、関東を駆け廻った。
ちょっと疲れている。

「白魚火」吟行は、大谷石採石場跡である大谷石資料館周辺。
ここは映画、テレビ、ミュージックビデオのロケに使われるそうだが、圧巻の素晴らしさだった。
台風が接近するなかの大雨吟行だったが、楽しかった。














吟行後は、「白魚火」の中村國司さんと、「白魚火」のみなさんと宇都宮駅前で飲んだ。
これでもか、というくらい宇都宮餃子を食べた。

俳人とのおしゃべりは楽しい。
「國司」と「誠司」、同じ「司」同士で話が弾んだ。



2017年10月13日金曜日

初撮影同行

こんにちは!家氏です。先日、初めて撮影に同行しました。
今回は12月号セレクション結社の取材で、「原人」主宰、昼間たつお先生のグラビア撮影です。
現在、編集の仕事を猛勉強中の私は、朝から初取材ということでドキドキしていました!
撮影場所は、風情のある千葉県の護国神社。
とてもよい天気のもと、撮影は終始和やかに撮影は進み、綺麗な写真がたくさん撮れました!
貴重なお話も聞くことができ、私にとっては本当に良い体験でした。
この内容は11月25日に発売される「俳句界」12月号に掲載されます。
皆さんにも是非、手に取って頂きたいと思います!


2017年10月6日金曜日

秋ですね

こんにちは、加藤です。
先日発売された「俳句界」10月号はおかげさまでご好評いただいております。
特集は「鑑賞力を鍛える」、そして「創刊121年 ホトトギスの魅力」。
お買いもとめいただいた皆様、ありがとうございます!
もしまだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、
書店もしくはアマゾン(ここをクリック)でぜひ。

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さて、なんとなく秋らしくなってまいりました。
秋と言えば、芸術の秋。

久し振りに新宿末廣亭の深夜寄席へ行ってきました。


毎週土曜日、21時半から23時まで行われている、若手の落語会(講談もあり)。
いつもなら、20時半に着けば余裕で座れるはずが…今回はなぜか長蛇の列。
理由はその落語家の面子。



講談の神田松之丞をはじめ、春風亭昇々、春風亭吉好、柳亭小痴楽と、
今、人気の若手噺家さんばかりだったおかげで、
なんと立ち見が三重になるという、深夜寄席の記録を更新する人気ぶり。
「札止め」が出て、観られない人が出るのを初めて見ました!

実はその立ち見の一人になってしまった私ですが、
四人ともとても面白く、足の痛みも忘れるほど笑った土曜日の夜でした。

落語の噺は、食べる場面が多いので、
俳句と同じように季節を感じるさせるものがたくさんあります。

秋といえば、「目黒のさんま」。
実はこの有名な噺を聞いたことがない私。

冬になる前に、どなたか「目黒のさんま」やってくれませんかねえ。

ではまた!

2017年9月29日金曜日

「甘口」取材二本立て!

こんにちは、松本です。
先週末は佐高信対談「甘口でコンニチハ!」の取材が二本続けてありました。

一つ目は、1月号掲載の、小林よしのりさん。

昔は意見の相違が大きかったお二人ですが、今は主張を同じにしている部分が多くなったとのことで、今回の対談が実現しました。
時まさに衆議院解散。選挙の話題、政治家に求められる資質とは何か、マスコミの偏向報道など、二時間がっつり政治のお話をいただきました。
(ばしばし斬っていて、拝聴していて痛快でした)

時期的に、選挙後の掲載になってしまいますが、結果がわかってから読むのも面白いと思います。






















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お二人目は、2月号掲載の前川喜平さん。

政治の話題が続くのかと思いましたが、文学的、哲学的な話題が中心となりました。
前川さんは20代のころに詩集を自費出版されたとのことで、貴重な御本をお持ちいただきました。

昔から詩が、特に宮沢賢治がお好きで暗唱もよくされていたとか。
賢治の手書きの文字には、意味が不明なものが多く、出版時に版元で「おそらくこうだろう」と修正して出してしまったそうです。
賢治研究によって、いろいろと所説出てきているのが興味深かったです。

また、仏教のお話なども伺いました。
(証人喚問で泰然とされていたのは、悟りというか、やはり度胸が据わっておられるのだな……と聞いていて思いました)

前川さんの意外な素顔がわかる対談となりました。




















笑顔が素敵な前川さんです。

2017年9月22日金曜日

9月のスケジュールと、長谷川秋子のこと















編集長の林誠司です。

だんだんと涼しくなり、イベントや外回りの仕事が増えてきた。
最近のスケジュールを見てみると、

9月5日(火)  俳人協会全国大会
9月10日(日) 「松籟」前主宰、島津余史衣先生取材(愛知県出張)
9月14日(木) 七田谷まりうす「秋」「天為」同人と会食
9月17日(日) 「天穹」20周年祝賀会
9月18日(祝) 現代俳句協会ジュニア俳句祭
9月19日(火) 日本一行詩大賞授賞式

この中で、雑誌を作り、書籍を作っているので結構ハードだ。

今後も続く。

9月23日(土) 船越淑子「青海波」主宰取材(徳島出張)
9月23日(土) 神蔵器先生を偲ぶ会
9月24日(日) 「ひまわり」850号祝賀会
9月27日(水) 大高霧海「風の道」主宰と打ち合わせ
9月28日(木) 伊藤敬子「笹」主宰取材(愛知出張)
9月29日(金) 石井いさお「煌星」主宰取材(三重出張)

ところでさきほど書籍を作っていると書いたが、

落合水尾「浮野」主宰著『山月集』

を雑誌と並行して制作している。
これは水尾主宰の師、長谷川かな女、長谷川秋子の作品を水尾主宰が鑑賞したもので、「浮野」に掲載されていたものに手を加えたものである。

ぜひおすすめしたいのは長谷川秋子である。
かな女の句はこれまで読んできたが、これほど多くの秋子の句に目を通したのは初めてだった。
驚愕した。
これは決して大げさではない。

これほど赤裸々で、俳句に命を懸けた女流はそうはいない。
わずか40代でこの世を去ったが、美しくも、衒いのない作品世界は、きっと現代の俳人や愛好者を魅了するに違いない。

どなたかが書いていたが、女性の情念を描いた句では橋本多佳子が知られているが、秋子の作品を読んでしまうと、多佳子の作品が「芝居がかって見える」とあった。
私もそう思う。

秋子の作品はもっと率直で、ありのままを赤裸々に描いている。
少し、生まれるのが早かったのではないか、出てくる時代が早すぎた、と思う。
今なら、現代俳句の星として活躍しただろう。

早世ということもあり、杉田久女と並ぶ近代女流俳句の祖・長谷川かな女の影に隠れてしまった感があるが、間違いなく一読に値する俳人である。
飯田龍太も高く評価している。
落合先生の情のある文章もしみじみとさせる。
ぜひ目を通していただきたいと思う。

今は装丁が印刷段階に入り、本文を折丁校正のみとなった。
ひさしぶりの書籍制作で、雑誌を作りながらというのは、正直きつかったが、きっと意義深い一冊が出来ると思う。


飛ぶときの腑まで真白き母の鷺     長谷川秋子

春の川指を流してしまひたく

雪女とならねば見えぬ雪の城

冬ばらの影まで煎りしとは知らず

男根に初日当てたり神の犬

禁じられしことみなしたき椿の夜

柘榴吸ふいかに愛されても独り

嘆くでもなし放浪のかたつむり

悲しむもの集まれよ今落葉焚く

わが尿をあつしと思ふ黄落期

日傘まはし女一人の無駄遣ひ

ことごとく終りはげしき冬迎ふ

病むもよし死ぬもまたよし油蝉

生きることいそがねば雪降りつくす

2017年9月15日金曜日

東京を知る。

家氏です。



東京に来て初めての1人散歩をしてみました。

休みの日に行くところは決まっているのですが、
今回は「東京をもっと知ろう!」と言うことで、明治神宮に行って来ました。
こんなに人が多いとは思っていなかったので、一人で行っても、まるで何人かで来たような気分になりました!

ゆっくり散策も出来て、東京にもこんなに自然がたくさんあるんだなと感じました。
田舎者の私からすると、ちょうど緑が恋しくなった時だったので良かったです。

少しずつ東京に慣れていって、取材などに役立てていけるように頑張ります。