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2016年8月31日水曜日

地方あるある


今日の午前中、編集部に激震が走った(私だけ)。

本日は8月の最終日、方言俳句の募集が終了する日でした。
応募は通常のはがきでOKのため、面白いはがきで投稿して下さった読者様が。





























山形の方言番付がついているはがき。方言俳句募集になんてふさわしい!!

私は山形に住んでいたことがあるので、遠藤さんが「こんなのありました!」と見せてくれました。

どれどれと見てみれば、根っからの山形人ではないものの、聞き覚えのある言葉がちらほら。
しかしその中にひとつ、気になるものが。

右上の大関の項目「ひっぱり」です。

見えにくいので書いてしまいますが、「卵、納豆などをタレにして食べる山形独特のうどんの食べ方」との説明書きが……。

山形特有……!?!

全国区の食べ物ではないの……!!??

ちょっと驚きの余り、周囲のスタッフに聞き込み調査を開始。


「ひっぱりうどんって知ってますよね?」

編集長「知らなーい」

加藤さん「知らないです」(クール)

遠藤さん「すみません、知らないです」(若干申し訳なさげ)

東北仲間の遠藤氏も知らないという結果で、衝撃の余りレシピを検索して見せてしまいました。


地元のものを全国区の食べ物だと思う前科は、芋煮でもやっていたんですが、
まさか他にもあるとは思わず……。

この美味しさを知らないのは罪なので、ご紹介いたします。


★ひっぱりうどんとは

山形県内陸部、特に村山地方におけるうどんの食べ方の一つ。
茹で上がったうどん(主に乾麺を用いる)を釜や鍋からすくい上げて、そのまま納豆やサバ缶などで作ったたれで食べる(かける・つける・絡める)スタイルのうどんである。
 
★「ひっぱる」の意味

釜からうどんを引っ張るから、納豆の糸をひくからなど諸説ある。

★ひっぱりうどんの食べ方

ひっぱりうどんの食べ方地方や各家庭によって細部が異なるケースもあるが、
ひっぱりうどんのタレには、醤油・ネギ・納豆。鰹節・一味/七味唐辛子・胡椒・味の素・サバ缶・鮭缶・ツナ缶・生卵など
薬味は、 葱、ミョウガの輪切り、古漬けや沢庵のみじん切り等。
醤油のみで作ったたれは塩辛いので、麺つゆにする場合もある。

(以上、ウィキペディアより)


気になる方は、ぜひ画像検索してみてください。
納豆好きな方は絶対お好きなはず。


というわけで、私の今日の夕飯はひっぱりうどんに決定しました。

(我が家は、めんつゆ少々に納豆、サバの水煮、ねぎ、しょうがが基本です)

2016年8月30日火曜日

女性俳人の時代~大木あまりさんのこと、マイペースの素晴らしさ



















編集長の林誠司です。
「俳句界」は今日から10月号の入稿作業。
いよいよ大詰めです。
心配していた台風も(今のところ…)大丈夫そうで、しずしず(?)と作業を進めています。

先日、打ち合わせで読売文学賞受賞作家の大木あまりさんとお話することがあり、その中の一言、

表現者は栄光のもっとも遠いところにいなければならない。

 に圧倒され、ぜひ、この言葉をみなさんに紹介したい、と思いました。


イエスよりマリアは若し草の絮         大木あまり
火に投げし鶏頭根ごと立ちあがる
花こぶし汽笛はムンクの叫びかな
女番長よき妻となり軒氷柱
春の波見て献立の決まりけり


大木さんは現在、無所属で活躍の女性俳人。
その鋭敏な感性と豊かな抒情はだれもが認める優れた女性俳人です。

協会にも結社にも属さず、マイペース(?)で活動されていて、俳壇の集まりにも顔を出されることもめったにありません。
それゆえか、これまで目立った受賞もなかったのですが、数年前、読売文学賞という輝かしい大きな賞を受賞されました。
とくに多くの女性俳人にあこがれを以て支持されている方です。

「そんなこと言ったって読売文学賞という栄光を受賞しているじゃない…」と思われる方もいるかもしれません。
そうではないんです。

私はこの言葉は「反骨」というよりは「マイペースの美学」だと思います。
もちろん俳句は真剣にやります。
しかし、賞や人の目、立場や序列など、そういうことと俳句は無縁でなければならない、というのがあまりさんの考えです。

自分の為に俳句をやっているんでしょ?

とも言っておられました。

たしかにそうですが、どうしてももろもろのことが気になってしまうのが「俗人」のサガ…。

今や協会の8割が女性で構成されて、まさに女性俳句の時代ですが、こういう清々しい…というか、「マイペース」なのが、女性俳句のいい意味での特徴なのではないでしょうか。

やれ、芭蕉を読まなきゃいけないとか、やれ、虚子を勉強しなきゃいけないとか、男たちの「たわごと」(?)をさらりとかわし、「私は私の俳句をやります」というのが魅力で、こういう女性俳人がもっと増えてもらいたい。
そして、この素敵な志を多くの女性俳句愛好者に伝えたい、と今、考えています。

2016年8月26日金曜日

時代を直視する

こんばんは、遠藤です。

阿久悠についてのニュース記事を見かけました。
亡くなる直前まで書いていた日記が発見されたそうです。




「俳句界」7月号でも
阿久悠の世界~時代を駆け抜けた言葉たち という特集を組みました。

その取材で阿久悠記念館へお伺いした時に、
展示されていた日記やスクラップブックを見てきました。

阿久は「現在の作詞家は時代を直視しなければならない」と、
天候や日々のニュース、野球のスコア等々…幅広い情報を収集。

その緻密さに驚きました。



今回発見された日記には、苦しい心情や死の間際の心持も記されていたようです。

確かに阿久悠記念館で私が見た日記には、
自分の気持以外の、「世の中のこと」だけが
びっしりと記されていました。

今回の発見は、阿久の新たな一面を知ることができる重要なものですね。






阿久悠特集が掲載されている俳句界7月号……
ありがたいことに大変好評で、在庫がありません(T_T)

一度書店に並んだもの(少々汚れアリ)でしたら数冊ございますので
ご希望の場合は編集部までご連絡ください。

TEL:03-5292-9188(平日10時~18時)

2016年8月25日木曜日

文豪が愛した味 ~ 神谷バー ~

木曜担当の加藤です。
先日、念願だった浅草の神谷バーへ行ってきました。

池波正太郎好きの私にとっては、
「たいめいけん」「資生堂パーラー」「山の上ホテル」など、
池波エッセイに登場する店は憧れの場所。
神谷バーもその一つでした。




「酔いの早く発するのは、電気ブランの右に出るものはない」 (太宰治『人間失格』)

多くの文学作品にも登場する神谷バー。

1880年(明治13年)に創業。
「電気ブラン」というネーミングは当時から画期的で
昭和生まれの私でさえ、幼いころから広告を見て「電気ブランってなんだろう…?」と
ずっと気になっていたもの。

その正体は、ブランデー。
かなりアルコール度数が高いとのことで、下戸の私には……もちろん無理でした。

お店は1階がバー、2階はレストラン、3階が懐石料理と分かれていて、
私は2階へ。



メニューも豊富。
しかもお値段が思っていたよりもずっとお手頃でした!



2階は洋食のレストラン。
家族連れも多く、賑やかで過ごしやすい雰囲気でした。


明治・大正・昭和・平成。
それぞれの時代に、この店で、同じものを食べ、同じものを飲み
たくさんの人たちが語らっていたのだと思うと不思議な気持ちがしました。

よし、今度は思い切って1階のバーに行くぞ!


ではまた来週!

2016年8月24日水曜日

「ジブリの大博覧会」に行ってきました


こんにちは、松本です。
先週のお休みに、家族と六本木の「ジブリの大博覧会」に行ってきました。

うちの姉妹はジブリ映画で育ったので、これは必ず行かねば……と決めていたのです。
しかし、日曜日だったので、当然ながらとても混んでいました。

一番のお目当てはもちろん、これ!!























ネコバスに乗れるんです。

以前、三鷹に「ジブリ美術館」が出来たとき、ネコバスに乗れるのが確か三歳児までだったんですよね。
明らかに、ネコバスに思い入れがあるのは、その子供たちを眺めているお父さんお母さん。
みんなどこかうらやましそうに子供たちを見ていたのが思い出されます。
それが、やっと大人も乗れるというので、長蛇の列はほとんどが大人でした。
(むしろ、子ども達の方が並ぶのに飽きていました 笑)

しかも表示がちゃんと「六本木」になっている、細かさがいいですね。

残念ながら、あまりふわふわ感はなかったのですが……とりあえず満足しました。
(制限時間が三分であわただしかったので、平日をお勧めします~)


展示は、当時の映画ポスター(見たことがないものがたくさんありました)や、
宮崎駿の直筆の企画書、タイトルの変遷や、スタッフの進行スケジュールまで、
映画作りの裏話がもりだくさんでした。

とくに、「天空の城ラピュタ」のタイトル原案が、「少年パズーと飛行石の謎」というもので、
正直「これじゃあ惹かれないな……」と思ってしまいました。
タイトルって大事ですね。

「天空の城」というだけでわくわくしてきます。


飛行機大好きな宮崎駿ならではの企画スペースも。




















東京の空と、ジブリ作品の空がひとつになっている展示でした。
これはぜひ、晴れている時に見ていただきたい!


















写真だと逆光になってしまうのが、残念……。

ジブリ映画に愛着のある方にはおすすめです。
期間は9月11日までです。


また、今こんな投票も行われています。

http://red-turtle.jp/vote/
「スタジオジブリ総選挙」

スクリーンで見たいと思う作品に投票→一位は映画館で公開!
という企画です。

私は、「ナウシカ」一択で投票させていただきました。スクリーンで見たことがないので!
結果が楽しみです。
28日までです。



そういえば、六本木ヒルズの入口には、こちらの飛行物もいらっしゃいました……。


2016年8月23日火曜日

夏惜しむ



















こんにちは、編集長の林誠司です。

猛暑、大雨、オリンピック、高校野球、お盆と今週はいろいろでしたね。
オリンピックの男子400メートルリレー、と閉会式の「東京8分間」には感動しました。
楽しい気分になりました。

わが編集部は穏やかな一週間でした。
先月が「お盆進行」でスケジュールが殺人的だった分、今月はゆるやかです。

私自身は12月号企画案やインタビューのまとめ、すっかり溜まってしまったた原稿の拝受ハガキ書きなどをせっせとしていました。

まだまだ暑いですが、ときどき秋だな…、いや、秋だな、とは思わないけど、

もうすぐ夏も終わるんだな…。

と感じることがあります。

ときどき人から、俳句に関してのさまざまを質問されます。
季重なりはいけないのか、とか、切字の重複はいけないのか、とか結構トリビアな質問です。

正直、それは流派、結社によって違うので、いいとも悪いとも答えられません。
ただ、こう答えています。

俳句の約束事は「有季定型」だけです。
そのほかは「約束事」ではありません。

無季俳句、自由律俳句の方から異論があがりそうですが、無季俳句、自由律俳句の方ならなおさら、下段のことには共感していただけるのではないでしょうか。
(まあ、ようするに季重なり、切字重複全然OK! と言っているのですが・・・(笑))

なぜそういう話をしたかというと、俳句は「座の文学」であり、句会の「座」とは、

ともに今の季節を楽しむ心

を共有するのが「座」なのです。

そのことを考えれば季重なり、切字重複、そのほかもろもろのことも「答え」が自然と出てくると思うのです。
今の俳句にはこういうおおらかさが無くなりましたね。
(…といって昔のことをよく知っているわけではありませんが…)

今、私の心には「夏惜しむ」という気持でいっぱいです。
みなさんもまだまだ暑いですが、「夏」を惜しんで句作に励んでください。

すぐ笑ふ子どもと夏を惜しみけり     誠司


2016年8月19日金曜日

俳句の日


こんにちは、夏休みですっかり日焼けした遠藤です。


今日は (8月)いく(19日)の日

坪内稔典「船団」主宰が提唱されたとか。




馬たちが遠くへ散って夏の雨   稔典 

俳句界2015年8月号「巻頭3句」より。
今瀬剛一氏による観賞は2015年11月号でご覧いただけます。

※バックナンバーをお求めの場合は編集部までお問合せくださいね。





NHK NEWS WEBでは、「お~いお茶新俳句大賞」や、「俳句甲子園」を取り上げ、
俳句に取り組む若者を紹介していました。





投稿に140文字の制限があるTwitterや、
テンポよくメッセージをやり取りするLINEなどのSNSに親しんだ世代は、
俳句にも気軽に取り組めるのかもしれません。

若者の力で、どんどん盛り上がると良いですね。


現在制作中の10月号にも、とある大会で受賞した中高生の俳句が掲載されます。
詳細は、10月号「句会レポート」を見てからのお楽しみ……!


いつも実年齢以上にみられる私ですが、
短髪と日焼けのせい?か 男子小学生のようだと言われたので
若いパワーで9月号の宣伝と10月号制作、頑張ります(^^)

2016年8月18日木曜日

私の夏休み②

木曜担当の加藤です。
編集長のブログに続き、タイトルは「私の夏休み②」としました。

しかし…
たいそうなところには行っていません。
正直に言えば、今年の夏休みはオリンピック観戦(テレビの前)で
ほぼ終わりました。(後悔はしていません!感動の毎日でした)

他の編集部のブログにきっと素敵な夏休みの話が載ると思うので、
私は都内の想い出を。

唯一、私が夏休みに行ったのは、こちら。





夜の六本木ミッドタウン。

(昼間は何となく、お洒落すぎて居心地の悪いときもありますが)
ミッドタウンの芝生広場はなかなかの穴場で、緑も多く、のんびりしていて
よく行く場所です。
夜のミッドタウンはライトアップもされていて素敵でした!


ここへ、何を見に行ったかというと、「花火」なのです。

正確に言えば「花火イルミネーション」。

「長岡まつり大花火大会」、「全国花火競技大会(大曲の花火)」、
「土浦全国花火競技大会」といった日本を代表する「日本三大花火大会」とコラボレーションし、
新感覚の花火が見られるということで行ってきました。





新しい試みということで、なかなか面白い企画でした。

ただ……やっぱり本物の花火が見たくなった私なのでした。






暗く暑く大群衆と花火待つ          西東三鬼


ではまた来週!


2016年8月16日火曜日

私の夏休み

(福島県福島市 月の輪の渡し)
 
 
先週は編集部が皆、夏休みで、ふたたび私(編集長の林)が書きます。
(今日はひさびさに全員出社しています。)
 
私の夏休みは相変わらず「おくのほそ道」踏破の旅。
福島県須賀川から郡山、福島市、飯坂温泉などを巡って宮城県白石市の手前まで行ってきました。
本当は3泊4日の旅だったのですが、3日目で軽い熱中症にかかってしまい、途中で断念して帰宅しました。
まあ、30度以上の日中を70キロ歩いたのですからがんばったほうでしょう。
 
文字摺観音や飯坂温泉、医王寺などを見ることができました。
 

2016年8月8日月曜日

雪解のみなさんと、横浜みなとみらいの屋形船、夜景を楽しむ



















先週の金曜は「雪解」のみなさんと、横浜の屋形船に乗ってきました。
「雪解」は皆吉爽雨創刊の伝統結社。
爽雨は昭和を代表する俳人の一人で、

ふるさとの色町とほる墓参かな     爽雨
春惜しむ深大寺蕎麦ひとすすり
女湯もひとりの音の山の秋
返り花きらりと人を引きとどめ
冬帽や画廊以外は銀座見ず

などの名句を残している。
第一回蛇笏賞受賞者であり、俳人協会副会長も務めた。
現主宰の古賀雪江先生は爽雨、井沢正江、茂惠一郎と続く四代目の主宰。
今日は横浜句会のあとのお楽しみに、数日前、別件でお電話した時、お誘いいただいたのである。

今回は私のほかにも、スタッフの加藤と遠藤も参加。
おいしい天ぷら、さしみ、そば、などをいただき、カラオケもやってきました。



















当日もものすごい暑さ…。
潮風もどことなくべたべたしていましたが、それでも陸と比べれば天国。
見事な横浜みなとみらいの夜景を楽しみました。

2016年8月5日金曜日

9 月号校了!

こんにちは、遠藤です。



今日は9月号の折丁を確認し、最終チェックを終えて校了でした。


9月号は、松本副編集長のブログにもある通り
「萬緑」の皆様より全面的にご協力をいただいた
さらば!「萬緑」大特集です。




そのほか、
特別作品50句 有馬朗人「天為」主宰
俳句界NOW 大関靖博「轍」主宰
セレクション結社 成田一子「滝」代表
…と、豪華な誌面に仕上がりました。














「俳句界」9月号、ぜひお手にとってみてくださいね。



ここで9月号の取材風景をひとつ…

「私の一冊」髙勢 祥子(たかせ さちこ)さん。

第3回北斗賞を受賞された髙勢さんは今回、
学生の頃、俳諧の楽しさに触れた書籍を紹介してくださいました。





















ねと言つてやはらかなこと雲に鳥  祥子
(句集『昨日触れたる』小社刊より)












髙勢さんの後ろ姿です!
お顔が写っているすてきなお写真と、ご紹介いただいた書籍は、
発売までのお楽しみ…(^^)


髙勢さんがよく訪れるという横浜・みなとみらいエリアで撮影しました。

優しく気さくな髙勢さんの取材は
アートなロケーションも相まって、とても楽しい時間でした。

(木に隠れてしまっていますが、
奥で撮影している方が山根カメラマンです。)











9月号の発売は8月25日(木)です。乞うご期待!


2016年8月4日木曜日

四年に一度

木曜担当の加藤です。

いよいよ!
四年に一度のスポーツの祭典が、土曜日から開催されますね。
愉しみすぎて、今からテンションがあがっております。
毎日スケジュールを確認して、見逃すことのないように注意したいと思います。

そして!!

東京五輪で、野球・ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンの
5競技18種目の採用が正式決定したとのこと。

一生で一度でいい、オリンピックを生で見たいと思っていたので
日本の活躍できる種目が増えたことは嬉しいかぎりです。


今日は、せっかくなので編集部の「思い出に残るオリンピックの名場面」を御紹介。

●林編集長
1988年 ソウル
鈴木大地選手、バサロ泳法で100メートル背泳ぎ金メダル!
 
●松本副編集長
2014年 ソチ
浅田真央選手、フィギュアスケートショートで16位からのスタート、
その後、フリーで6種類すべてのトリプルジャンプ成功、6位入賞!

●編集・遠藤さん
ウサイン・ボルト選手
2008年 北京 100メートル、200メートルで金。リレーで金!
2012年 ロンドン 同じく100、200で金。リレーでも金!!


●そして私、加藤の「記憶に残るオリンピック」は…

2008年 北京 ソフトボール金メダル!!!!

決勝でアメリカを3-1で破り、悲願の金メダル。
日本の球技での金は1976年モントリオール大会の女子バレーボール以来、32年ぶりでした。

上野投手のガッツポーズ、解説の宇津木妙子さんの
「やった!やった!!」というかすれ声が忘れられません。
(私もテレビの前で一緒に泣きました)


オリンピックのプレッシャーは、想像以上のものだと思います。
選手の皆さんが、リオで自分らしくプレーできるように祈っております!
頑張れニッポン!

五輪もオリンピックも季語ではないのですね。。
全然関係のないブログですみません。

ではまた来週!

2016年8月3日水曜日

9月号もそろそろ校了……

こんにちは、松本です。

今日は9月号の校正を終わらせて、印刷所に戻しました。
いつもより一週間早いので、さすがにへとへとです……。

今回の特集は、「さらば『萬緑』!」。
来年3月に終刊となる「萬緑」と、中村草田男の軌跡を追いました。

このたびは、中村草田男の三女・弓子氏、そして「萬緑」編集部の皆様に全面的にご協力いただいた、スペシャル号です。

草田男アルバム、インタビュー二本、草田男100句抄、エッセイ、論考の数々……その他いろいろ、とにかくボリュームのある特集です。
(50ページを越える特集は数年ぶりです……!)


とにかくここまでこぎつけて、ほっとしています。


ぜひ、お手に取ってご覧になってください!




玫瑰や今も沖には未来あり      草田男

口なしの花はや文の褪せるごと

降る雪や明治は遠くなりにけり

萬緑の中や吾子の歯生え初むる


彩の国ベガ俳句大会に行ってきました。





















編集長の林誠司です。
土曜日は、埼玉県の川口市に行き、

第26回彩の国ベガ俳句大会

を取材してきました。
毎年、運営をしている「紫」の山崎十生先生が声をかけてくださり、私か編集部スタッフがお邪魔しています。
選者と選評もします。

今年のゲスト選者は今、注目の堀本裕樹君
北斗賞受賞者で、う彼の第一句集『熊野曼荼羅』(文学の森)は俳人協会新人賞を受賞しました。
東京マッハ句会の中心メンバー、人気芸人で芥川賞作家のピース又吉さんとの共著刊行、そしてNHK俳句選者と昨今はすごい活躍です。
その堀本君の講演(「渥美清の俳句」)も行われ、熱気あふれる大会でした。

それにしても山崎先生はこの「俳句大会」のほかにも、秩父での俳句大会も主宰されている。
俳句の普及への貢献度は素晴らしい。

しかし、俳人として、「紫」主宰として、そのほかにもこういう、「紫」限定ではない、オープンな俳句大会も開催されているのだから、すごいパワーだな、と思う。

ここのところ少々夏バテ気味だが、私も頑張らねば…と思った。