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2016年5月11日水曜日

6月号校了!

こんにちは、松本です。

今日は、「俳句界」6月号が無事に校了しました。
今回はいわゆるGW進行だったので……大変でした。
大型連休は嬉しいのですが、スケジュールが前倒しになるので、楽しい休みの前が地獄の苦しみです。

とくに、今回の特集は、「小説が描いた時代、俳句が描いた時代」「御朱印を求めて~夏の寺社めぐり」と、編集部員が書く記事が多かったので、てんてこ舞いでした。

「小説が描いた時代、俳句が描いた時代」は、小説の部分は編集部全員で執筆しています。
お楽しみに~。

私は志賀直哉の「暗夜行路」を担当したのですが、お恥ずかしながら初読でして……。

志賀直哉は、短編「小僧の神様」にちなんで「小説の神様」と言われたそうで。
その事物描写力は、夏目漱石が「執筆を待っている」といい、芥川龍之介が絶賛したと言われています。
(全部、巻末の阿川弘之の解説に書いてあったことです。この解説がとても面白かった……)

解説を読んでいてすごいなと思ったのは、志賀直哉は、校正をすればするほど、原稿が減っていったそうです。
どんどん余分をそぎ落として、鋭い文章になる。うーん、すごい……。
小説家ですが、韻文を書く力に優れていたのだろうと思いました。

こうしてパソコンでどんどん書き込める時代には、なかなか難しいですね。



















特集の扉だけお目見えです。
お楽しみに!





3 件のコメント:

  1. 三泊みなと(喜多波子)2016年5月17日 22:56

    こんばんは!
    >今日は、「俳句界」5月号が無事に校了しました。

    ・・すみません。。6月号の間違いでは?
    5月号は、4月22日届いて居ますが (笑)

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  2. こんばんは!
    「俳句界」5月号は既に届いて居ますよ。(笑)
    6月号の間違いでは??

    返信削除
  3. 三泊みなと様

    こんにちは、コメントありがとうございます。
    6月号の間違いでした。
    ご指摘ありがとうございます。

    返信削除