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2016年3月28日月曜日

現代俳句協会取材~来年は創立70周年


 
 

こんばんは。
編集長の林です。
 
このあいだの土曜日、東京上野の東天紅で行われた現代俳句協会総会の取材に行ってきました。
開始が3時からで、上野駅に2時ちょっと過ぎに到着。
ちょっと上野の桜でも見物できるかな~、と思ったのだが、まだ二、三分咲きだというのにいうのにすごい人…。
こりゃ~ダメだなと思ったのだが、どうにも人ごみにさえぎられて、なかなか前に進めない。
結局3時5分に到着。
 
総会では高野ムツオ副会長の開会宣言、宮坂静生会長のあいさつにつづき、現代俳句大賞表彰式、今年度の事業報告、来年度の事業計画などが報告され、最後は寺井谷子副会長のあいさつで終了。
その後、懇親会となった。
 
俳句の協会は大きく分けて三つある。
 
俳人協会
現代俳句協会
日本伝統俳句協会
 
だ。
どの協会の総会にも取材をしているが、さすがに少子高齢化は相当なものだ。
これまで順調に会員数を伸ばしてきた俳人協会も、今年、ついに会員数が減少した。
そのことでかなり危機感を強めていたが、現代俳句協会も同様である。
 
とにかく退会者が多い。
俳人協会も今年から「青少年枠」を設けたそうだが、現代俳句協会もなんらかの手を打つべきであろう。
 
とはいえ、現代俳句協会も来年は70周年を迎える。
さまざまな問題があるが、あまり後ろ向きにならず、来年は70周年に向けて積極的なイベントを開催するそうだ。
それはとてもいいことだと思う。
 
少々遅いが、どの協会も今は、今、小中学生に接客的に門戸を開き、俳句普及活動を進めている。
その効果が出るのは数年から10年先だろう。
70周年イベントともに、世間、とくに若年層に広く知られることなども行っていただきたい。
 
この三協会の設立にはさまざまなエピソードがあって、ある意味、俳句史そのものである。
機会があれば、紹介したい。
(今日は雑誌の追い込みで忙しい…。)
 
 
 


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