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2016年2月10日水曜日

京都へ行ってきました

こんばんは、松本です。
京都へ行ってきました。旅行ではなく、撮影です。
今回は、4月号の「NOW」にご登場いただく鈴鹿呂仁(ろじん)先生をおたずねしました。

「京鹿子」の事務所にお邪魔したのですが、とても綺麗で立派な門構えで、「さすが京都……」とカメラマンの山根さんと感嘆しておりました。

「京鹿子」は呂仁先生の祖父である野風呂が日野草城と共に、1920年に創刊(ということは、東京オリンピックの年に、100年目となりますね)。
32年より、野風呂が主宰となりました。以後、雑誌統合などがありましたが、48年に復刊。
呂仁先生は四代目主宰となります。

今回の撮影スポットは呂仁先生のお宅近くの「吉田神社」にて行いました。
このあたりは、昔「鈴鹿村」と言われ、鈴鹿一族が守ってきた土地だそうです。
吉田神社もそうです。

境内を右手に、坂を上ると、野風呂の句碑がありました。

















写真では伝わりませんが、どっしりと立派な石です。

 神丘に啼く鶯の﨟たけて  野風呂

「﨟たける」というのは「優美である」という意味。

句碑は、斎場所大元宮(重要文化財)へと続く坂の途中にあります。
この斎場所大元宮の前で、幼いころの呂仁少年は野球をしていたそうです。
特に怒られることはなかったそうなので、地元の方々親しまれている神社だということが伝わります。
参道の右手には幼稚園もあり、笑い声であふれていました。


撮影後は、呂仁先生が、近くの駅まで送ってくださいました。
お忙しい中、ありがとうございました!


今回のお写真は、4月号に、呂仁先生の作品とエッセイとともに掲載いたします。
お楽しみに!

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せっかく京都に来たので……ということで、撮影前に「平安神宮」付近をぶらぶらと散策していたのですが、こんなのを見つけました。























坂本龍馬 お龍 「結婚式場」跡

「式場跡」があるとは思っていなかったので、思わず写真をぱちり。

龍馬は、日本人で初めて「結婚式」を挙げた人物でもあるそうで。
ということは、ここは「結婚式場」としても初めての地なんですね。

こういうのが不意に出てくるので、京都はすごいです。
膨大な歴史の凝縮された街だと実感します。


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