自白しますと、金曜日に書いています。
今日は東京に雪が降りました。
「あ、降ってる」
「あ、やんだね」
というぐらいすぐ止んでしまいましたが……。
東京には、去年の11月に雪が降ったので正確には「初」ではないのですが、
やはりこの時期の雪は、
寒さも含めて「初雪」という言葉が似合う気がします。
学生時代、受験当日に大雪が降ったことがありました。
朝、駅から志望校への道を、
次々と滑って転んでいく他の受験生を横目に、
必死で足を踏みしめながら歩いた記憶があります。
「受験当日に滑りたくない!」(滑る=落ちる)
その一心でした。
でも駄目でした。見事に転びました。
そこで私は考えました。
「いや、これは【滑った】のではない!【つまづいた】んだ。
地面に【引っかかった】のだから縁起はいい!」
その結果は…聞かないでください。
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季語「初雪」は、白く覆われた美しい景色や
静かな雪の風景を詠んだものが多いようです。
初雪や水仙の葉の撓むまで 松尾芭蕉
はじめての雪闇に降り闇にやむ 野澤節子
ではまた来週。
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