木曜担当の加藤です。
今、7月号の入稿真っ最中です。
7月号の特集は、次号予告にも掲載してある通り
「阿久悠の詩の世界」です。
ご存知の通り、「俳句界」編集部のメンバーは、このブログを書いている四人。
実はこの四人が、見事に五十代、四十代、三十代、二十代と分かれているのです。
阿久悠の歌詞を「懐かしい~!」と言いながら、ほとんど歌えてしまうのは、
五十代の編集長と四十代の私、加藤の二人。
きっと「俳句界」の読者の皆さんも、歌詞の出だしや、有名なイントロを聞けば
声を合わせて歌えるのではないでしょうか。
歌というのは不思議なもので、メロディーや歌詞と一緒に
そのときの自分の思い出もセットになって浮かんでくるものですよね。
私にとって一番なじみ深い曲は、なんといってもピンクレディー。
ピンクレディーのヒット曲のほとんどを、阿久悠・都倉俊一の作詞・作曲コンビが
作り出したのは、有名な話です。
ピンクレディーの歌を歌いながら、ランドセルを背負って帰った故郷の景色。
ああ、懐かしい。
『サウスポー』なんて、なぜか小さい頃に住んでいた家のお風呂場が浮かんできてしまいます。
(いつも歌いながら風呂掃除をしていたため)
今回、あらためて阿久悠の歌詞を読んでみて
「えっ!!この曲も阿久悠だったの!?」と何度驚いたことか……。
歌詞自体も、その言葉のセンスと発想の豊かさに何度もため息が出たほど。
嫁に来ないか
あの鐘を鳴らすのはあなた
さらば涙と言おう
舟歌
ジョニイへの伝言
みずいろの手紙
学園天国
林檎殺人事件
たそがれマイ・ラブ
色つきの女でいてくれよ
などなど……
『感動する話は長い、短いではない。3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである』
その言葉通り、詩を通じてさまざまなドラマを魅せてくれた阿久悠の世界を
7月号でぜひご堪能ください。
ではまた来週。
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