むづかしき原稿が待つ田螺和 大牧 広
編集長の林です。
なんと風邪をひいてしまった。
インフルエンザが心配なので、会社を休んで、病院に行く。
掲句。
「ひょっとしてうちの原稿じゃないよな…」とドキッとしてしまった。
原稿依頼状を作成するのはわたしの仕事である。
ときどき、依頼をした先生から、
どういうこと書けばいいか、よくわからん。
と言われ、そのたびに赤面する。
毎号、特集を組むわけだが、こちらの意図がよく伝わらないことがあるのだ。
それはまったく、私自身の文章力不足、説明力不足なのだが、それ以前に、その特集がよく熟考されていない、ということもあるわけだ。
最近は企画会議で、どういうレイアウトにするかまで決めるようにしている。
そうすると、細部まで想像できるようになる。
依頼状も、なぜ、こういう特集をするのか、という企画意図を明記するようにした。
途端にそういう声が減ってきた。
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