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2016年2月19日金曜日

「馬酔木」德田千鶴子主宰~秋櫻子の思い出



芽キャベツに芥子たつぷり祖父ゆづり   千鶴子




こんばんは、遠藤です。


今日は晴天の上野で、德田千鶴子先生を撮影。
ご多忙の中、お時間をつくってくださいました。


「私の一冊」という、思い出深いご本を
ご紹介いただくコーナーの取材です。

千鶴子先生は、祖父・水原秋櫻子著の
重厚なご本を見せてくださいました。

((これ以上のお話は、「俳句界」4月号をお楽しみに!))




千鶴子先生は秋櫻子から
絵画のことはたくさん教わったそうですが、
俳句は習ったことも勧められたこともなかったようです。
これには少し驚きました。

秋櫻子はいつも周囲から敬われていたようだけど、
私だけは、気兼ねなくおしゃべりをしたり
「おじいちゃんの絵、ちょっとここが変よ」なんて
言ったりしていたの!と千鶴子先生。






上野公園内を散策し、いろいろな場所でポーズをとっていただきました。
撮影時の様子を少しだけご紹介します。




今回すてきな写真を撮ってくださったのは、
カメラマンのスズキリョーさん。


もうすぐ発売の「俳句界」3月号でも
「かびれ」の大竹主宰を、ユニークな構図で撮影してくださいました。必見です。






実は私の出身小学校の校歌、水原秋櫻子が作詞したのです。

当時、体育館のステージ横に掛けられた歌詞と秋櫻子の名前を見て
「あきさくらこ、なんて変わった名前の人だな~」と思ったことが
強く印象に残っていたので、
千鶴子先生の取材ができ、とても嬉しいです。


秋櫻子は私の出身校のほかにも多くの学校の
校歌や記念歌を作詞しているようで…
絵画に精通し野球部でも活躍、作詞も手掛ける医師……
ほんとうに多彩なのですね。


千鶴子先生、ありがとうございました。



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