こんにちは。
加藤です。
編集部では、現在「俳句界」12月号の校正・入稿まっただ中。
アナログな私は、やるべきことリストを手書きして、
一つ一つ項目を消しながら進めています。
どうもまだ、「打つ」より「書く」ほうが落ち着くのです……。
さて、10月25日発売の11月号は絶賛発売中!
特集は「わが郷土のグルメ」「間違えやすい季語の見分け方」です。
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先日、上野の国立西洋美術館へ「北斎とジャポニズム展」を観に行ってきました。
モネ、ドガ、セザンヌ、マネ……。
19世紀後半、葛飾北斎の作品が、遠い西洋の芸術家たちに
大きな影響を与えたことは多少なりとも知っていたのですが、
今回、実際に北斎の作品と、そこからヒントを得た作品が並んで展示されているのを
目の当たりにして、本当に驚きました。
構図からヒントを得て制作された作品もあれば、「そっくり!」なものも。
トレーシングペ―パーのようなもので、北斎の浮世絵をなぞって練習していた画家もいました。
人間の骨格から勉強し、浮世絵を描いていた北斎の作品は
西洋の画家たちにとっては教科書のようなものだったのかもしれません。
ちなみに、このポスターの可憐なバレリーナの構図は
「北斎漫画」の相撲取りの浮世絵を真似したようで。
思わず吹き出してしまいました。
以前、北斎の娘、応為(おうい)の作品を「俳句界」で取り上げたのですが、
そのときに色々と調べていたおかげで、本当に楽しめた二時間でした。
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先日、別冊投稿俳句界の選者でもある、「草の花」主宰の名和未知男先生から
書籍担当の青木女史のもとへ「ハカラメ」の写真が届きました。
ハカラメの正式な名前は「セイロンベンケイ」。
「マザーリーフ」とも呼ばれる植物です。
ハカラメの語源は、その響きの通り、「葉から芽」。
葉を水に浸しておくと、1~2週間程で小さくて可愛い芽がたくさん出ます。
葉の裏側には白い細い根がはり出し、なんと数年かけて花を付けるのだそう!
この花を咲かせるのはとても難しく、
なかなか咲かせることができないことから、「幻の花」と呼ばれているそうで。。。
名和先生はそんなハカラメを、何年もかけて、ここまで育てられたそうです!
以前、名和先生からハカラメの葉をわけてもらった青木女史。
順調に育っているそうなので、
数年後、このブログでハカラメの花の写真をまたアップしたいと思います!
お楽しみに!
ではまた。
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