先日、「群青」でいちばん勢いがあると噂の初雁句会にお邪魔してきました。
会場は都内の開成高校。
櫂未知子先生と佐藤郁良先生を囲み、
特別選者・鳥居真里子先生をお招きしての句会でした。
左から櫂未知子先生、鳥居真里子先生、佐藤郁良先生
総勢25名の参加者のうち、なんと中高生が12名も!
他の方もお若い方がほとんどで、なるほど勢いのあるメンバーでした。
13:00に開会し、まずは雑詠5句と席題1句の投句。
選句を終えたら披講、その後じっくり選評をいただきます。
てっきり、若い皆さんからは「ツイッター」や「アイドル」などを詠みこんだ
見るからに若々しい句がでてくるかと思いきや
披講を聞くだけでは年齢が判らない作品ばかり。
安直な自分がすこし恥ずかしくなりました。
もちろん先生方も投句しているので、平等に選が行われます。
また不意打ちで選ばなかった理由を問われても
しっかりと答えられる皆さんに驚きました。
(わたしが中学生だった頃は、もっともじもじしていたなぁ……)
得点を集計し、15:50に終了。すこしの休憩を挟み、これから後半です。
後半は10句連作の選。
配布されたプリントを見ながら選評を述べ合います。
1句ごとではなく、連作の評価は難しいですね……。
褒め合うだけでなく、
どんなに良い句でも並べ方を誤るとバランスが悪くなる。
似たような響きが続くと、くどくなってしまう。
そういったテクニックも学べる選評が飛び交いました。
すべてが終了したのは18:00過ぎ。
まるで部活……!のような雰囲気でしたが、
学生だからといってちやほやされることもなく、
先生方も若い方を決して「子供扱い」することなく。
しっかり作品で勝負する姿を見せていただき、
先生方のおおきな愛情を感じました。まさに勢いのある句会!
この句会のレポートを含む「群青」の特集は
俳句界7月号に掲載します。
この勢いをしっかりお伝えできるだろうか!?
わたしも頑張ります……!
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