編集長の林誠司です。
三連休も終わってしまった。
私もおかげさまでリフレッシュ…と言いたいのだが、朝から寝不足…。
では、三連休を振り返ってみよう(…誰に言ってるのか…(笑))。
土曜日は朝からマンションの総会。
11月から補強工事が始まるので、その予算の同意をもらうためである。
私はなぜか理事長をやらされていて、議長をやらされた。
その晩は朝4時まで起きていたのでかなりの寝不足であった。
終わってからは、すぐ近くの若山牧水記念館(長岡半太郎記念館と併設)へ。
中央に見える屋根の建物。
全然お客はいなかったが、なかなかよかった。
海辺には牧水の歌碑が二基あり、しょっちゅう見ているのだが、あらためてそれも見てきた。
私は歌人では、西行、実朝など、古典の人はともかく、近現代ではやはり牧水が好きである。
しらとりはかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 牧水
海辺には、この歌碑が建っている。
この短歌を海に向かって口ずさむと、いつもせつなく感動してしまう。
牧水にそういう意図はなかったかもしれないが、私はこの短歌に、
ヤマトタケルの悲劇
をも考えてしまう。
折口信夫の貴種流離譚につながる日本の底流をゆく「かなしび」を考える。
帰宅すると眠くなり、夕方寝たら夜になっていた…。
なぜか顔がズキズキ痛んで、また朝方まで眠れず、目が覚めたのは昼。
すぐに出かけて東京・湯島へ。
新俳句人連盟70周年祝賀会。
宮坂静生、大牧広先生、新会長の飯島さん、「俳句界」の顧問だった大井恒行さんとも話すことができた。
二日目はそれで終了。
三日目はひさびさ用事がなかったので、買ったばかりの電動機付き自転車で、海辺をサイクリングへた。
ちょうど、牧水記念館で、「牧水ゆかりの場所を記した地図」をもらったので、そこを訪ねてみようかと…。
正直、なんの痕跡もなかった…(苦笑)。
横須賀には牧水が、隣の三浦市には白秋が住んでいた。
実にもったいないことである。
写真はすぐ近くの三浦海岸。
対岸には房総半島…、出勤はたいへんだけどやはりここに住んでよかったな~、と思う。
そのあとは港の回転寿司で早めの夕食。
やっぱり魚はうまい。
まあ、そういうわけで有意義だったのか、そうじゃなかったのかわからない週末だった。
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