今週は、「俳句界NOW」のグラビア撮影に行ってきました。
「轍」主宰の大関靖博先生に会いに、教鞭をとっておられる高千穂大学へ!
あいにくの雨でしたが、大学に許可を取って下さったので、構内で好きに撮影させていただけました。
撮影中に学生さんたちから「大関せんせー! 顔が笑ってないよ!」「先生イケメーン!」など、今どきの若者らしい声がかかりました。
アットホームな大学です。
一年前に建て替えたばかりという校舎はとても綺麗で、大学とは思えないくらいお洒落でした。
大学内を案内いただきながら歩いていると、いい場所がたくさんあるので、いつもよりカット数がおおくなりました。
今から、どれを選ぶか悩ましいです。……お楽しみに!
大関先生は、古英詩のご専門。
私は英語に苦手意識があるので、先生の研究室にある本の背表紙を眺めても、意味がわかりませんでした。
しかも古典……。
しかし、ヨーロッパの民族が入り乱れ変化している時代なので、世界史の面では楽しくお話を伺うことができました。
大関先生と俳句の出会いは、中学一年生の時に、国語の教師として「沖」の能村登四郎先生に教わったことがきっかけだそうです。
授業の雑談で出て来る俳句の話に魅了され、その後大学の頃に「沖」に入会。
登四郎先生が亡くなられた時には、「沖」の編集長として追悼号を二冊出されました。
福永耕二を敬愛し、そのため、「轍」は俳壇で唯一「福永耕二師系」の結社です。
新宿ははるかなる墓碑鳥渡る 耕二
福永耕二は、この句がすごく好きで~という話をしていたら、なんと、句集の初版本をプレゼントしてくださいました……!
しかも二冊も……!!
その上、ご本人の書入り…………!!
この時代の句集は活版印刷なので、手で触れると表面の凹凸もまたなんともいえぬ風合があります。
句集は活版印刷が似合うなあ……。ほれぼれします。
大関先生ありがとうございました。
大事に大事にします。
NOWのエッセイでは、「正岡子規の恋愛論」という興味深い内容です。
9月号掲載ですので、お楽しみに!!!
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