22日は「甘口でコンニチハ!」の取材に行ってきました。
今回のゲストは、鈴木邦男さん。
政治活動家で、「一水会」の最高顧問です。
鈴木さんは、就職して、一度は政治活動家ら身を引いたものの、三島事件をきっかけに「一水会」を創設、以後活動を続けてこられました。
「三島事件」というと、私にとっては歴史の世界。
同じ時代を生きた人がいるのだという、当たり前なのですが、そのことに感じ入っていました。
さて、今回、鈴木さんは句集を持ってきてくださいました。
(このお話は、掲載の時にじっくりと!! お楽しみに!!)
「あ、この句集知ってるぞ……特集でやったことがある」と思ったのですが、
その時は肝心の特集の名前がわからず……。
帰ってから調べてみたら、こちらでした。
「俳句界」2013年6月号特集 「壮絶な最期とその句集」
『銀河蒼茫』の論考を掲載しています。
著者は、野村秋介の生き方を支えたのは俳句だと紹介し、「あとがき」を引用しています。
読書につかれたとき、心さみしいとき、ときには絶叫したい衝動にかられたとき、私はきまって俳句を考えた。
(『銀河蒼茫』「あとがき」より)
鈴木さんは、『銀河蒼茫』以後、野村秋介はあまり俳句を作らなかった、とおっしゃっていました。
獄中の苦しみ、長い年月の苦行から湧き出たものが、野村秋介にとっての「俳句」だったのかもしれません。
それでは、また来週。
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