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2016年6月23日木曜日

社会科見学へ

木曜担当の加藤です。

子どもの頃、近所にあった活版印刷の小さな工場へ
よく覗き見しに行っていた私。

ずらっと並んだ木の棚に
積み重ねて入れられた、小さな銀色の活字。

「俳句界」の読者の皆さんも、きっとあの
小さな活字を一つずつひろって組み合わせてはめ込んでいく、
活版印刷を懐かしく思い出されるのではないでしょうか。

私も小さいながらに
「これは自分には無理だな…絶対間違える。もしくは(活字を)失くす!」と
思いながら、おじさんの手元を飽きずに眺めていたものです。


実は先日、わが月刊「俳句界」の印刷をお願いしている中央精版さんへ
見学に行ってきました。



数年前に中規模の印刷会社へ見学に行ってはいたのですが、
やはり、大きな印刷所はその規模がまったく違いました!!

詳しくはどこまで書いていいのか分からないので書きませんが、
広い敷地にたくさんの機械が導入され、
「もう疲れたよ」なんて言うこともなく(当然)動き続けていました。

あの、誰もが知っている人気の作品が重版になっていて
思わず興奮してしまったり、
「俳句界」の7月号(6月25日発売)の表紙が工場にあって嬉しくなったり……。

普段、私たち編集部が原稿を渡してから、皆さんの手元に届くまで
いろいろな過程を経ていることは分かってはいたのですが、
働いているたくさんの方に挨拶をしながら、あらためて

「雑誌や書籍は本当にたくさんの人の手を経ているんだなあ…」

としみじみ感じた一日でした。

ではまた来週!

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