また、この一週間を振り返ってみたい。
14日 フォト俳句でおなじみのカメラマン・中谷吉隆さんが来社。
5月号の写真と原稿受け取り。
1時間ほど「フォト俳句の魅力」についてインタビューさせていただく。
15日 16時より和田順子主宰「繪硝子」20周年祝賀会に出席。
5年前、15周年祝賀会を開催する予定だったが、
直前に東日本大震災が起き、中止となった。
それだけに主宰初め会員のみなさん、この日を心待ちにしていたようだ。
隣の席は元「俳句朝日」初代編集長で、今は「ウェップ俳句通信」の大崎紀夫さん。
俳人から恐れられている(?)大崎さんだが、大崎さんとは不思議と仲が良い。
今日も豪快なエピソードをたくさん聞いた。
高度経済成長期の日本はよかったな~。
16日 午後、東京、下北沢の浅井慎平事務所へ。
5月号の写真と原稿をいただく。中谷氏同様、1時間ほどのインタビュー。
中谷氏は写真俳句を「フォト俳句」と呼ぶことを提唱しているが、
浅井慎平さんは「俳句グラフィー」と呼ぶことを提唱されている。
う~ん、どっちの名称で統一しようか~。
浅井先生とはもう十年以上の付き合いだが、いつも緊張する。
つねに全力疾走されている先生のお話からよい刺激をつねにいただいている。
今日も先生のエネルギーに圧倒された。
夕方からは広渡敬雄さんと高田馬場で飲む。
広渡さんは「沖」「青垣」所属で、角川俳句賞受賞者でもある。
旅(…というか登山)が大好きで、私の中仙道踏破の旅の話や俳句の話で盛り上がった。
登山が趣味だけあって体格が実にスマート。
ジョギングもされているそうだ。
自分の運動不足はかなり深刻なので、なんとかせにゃ~、と思う。
17日 「ひまわり」主宰、西池冬扇先生が徳島より来社。
俳句界の雑詠選者を務めていただいている。
東京で句会が月に一回あり、その折に顔を見せてくださる。
先生は、実に博覧強記。
先生とお酒を飲みながら芭蕉や西行、旅や徳島の話をするのが大好きなのだが、
今日は(私の)都合で日中にご来社のため、会社のソファで無難(?)な話に終始(笑)。
「今度はぜひ夜おいでください」と言って、お別れした。
18時すぐに退社して、副編集長の松本とスタッフの遠藤とともに、
ある俳句の先生と句集の打ち合わせを兼ねて、
新橋にある「狩」同人・大野崇文さんの経営する料理屋「どびん」へ行く。
実にひさしぶり。
相変わらずおいしかった。
いつも、割烹着の似合う大野さんのおかあさんがいらしたが、
姿が見えないので、大野さんに聞くと、もうお店に出るのはやめられたが、
お元気とのこと。
もうなんだかんだいって5年ぶりくらいだものな~。
18日 26日(土)、27日(日)出勤のため代休をいただく。
22日 昼に七田谷まりうす先生がいるケアハウスへ行く。
会社から15分くらい歩けば着く東新宿のケアハウスにおられる。
行ってみると、実に豪華…というか洗練されたケアハウス。
いいな~、俺は老後になっても、こんないいところはは入れないだろうな~。
ふたりでケアハウスの健康的(?)な昼食をいただきながら、二時間ほど歓談。
私がここに入社した時、いろいろあって文学の森と俳人協会とはぎくしゃくしていた。
関係がよくなったのは、まりうす先生のおかげだ。
まりうす先生が協会の事務局長になってから、私の事を、
誠ちゃん、誠ちゃん
と呼んで、他誌とわけへだてなく接してくれた。
そのおかげで事務員さんや協会の先生方も、心を開いてくれた。
このご恩は忘れることはない。
ただ、実によくしゃべる(笑)。
昔は40分くらい平気で、よく電話がかかってきた。
今はさすがに…といっても10分以上はしゃべる。
また来月にでも遊びに行こうと思っている。
帰りに戸山公園を通るとあちこちで桜がほころびはじめていた。
今日は社長に怒鳴られて、いや~な気分だったが、また、心をあらためて頑張ろうと思った。
人はみななにかに励み初桜 深見けん二
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