こんばんは、水曜日担当の松本です。
今日は、先週取材した伊藤伊那男先生の取材について書きたいと思います。
(一週間前の話ですが、ご容赦を……)
伊藤伊那男先生は、「銀漢」を主宰されて、今年の1月で5周年を迎えました。
(1月号の銀の表紙の特別号は必見です!)
神田神保町のバー「銀漢亭」は、俳人が多く集まるところとして、俳壇で有名です。
今回、その「銀漢亭」に初めてお邪魔しました。
営業前のお店に入れていただいたばかりか、2階の「銀漢」編集部にも通していただきました。
すっきりときれいに整頓されていて、ホワイトボードには、編集時の注意点や、正字に直す漢字が書き連ねてありました。
編集の皆様の熱意が伝わります(われらも頑張らねば!)。
「銀漢」は平均年齢が60代という、若いメンバーも多い結社。
若い人たちが集まるのはなぜでしょう? とストレートに聞いてみましたら、「来てくれるお客さんに、常連さんが俳句の話をする。面白いと思ってはじめてくれる。すると、同年代のお友達も誘ってきてくれる」とのこと。
飲み屋という「座」の楽しさが、若者を惹きつけ、そして俳句の魅力にはまっていくのでしょう。
「銀漢亭」は、周囲のお店が数年ごとに入れ替わっていく中、13年になるそうです。
その安定感も魅力の一つなのかも。
(撮影:山根衣理)
お店を出て、近くの通りで撮影。窓に空が映ってきれいです。
先生の腕時計の色がポイントになっていて素敵です。
今日のカメラマンの山根さんは、20代の女性。小物の活かし方がとてもうまいです。
(素人感想ですみません)
ところで、伊藤先生は、7月7日の七夕のお生まれ。
それゆえ、「銀漢」という誌名になさったそうです。
「いつも雨か曇りなんだよね」とおっしゃるので、
「お生まれになった日はどうだったんですか?」と聞いたら、それはご存じなかったそうです。
「今度新聞で調べてみるよ」とのこと。
次回お会いするときに、ぜひ教えていただきたいです。
珍しい晴れの日だったかもしれません。
伊藤先生、お忙しい中ありがとうございました!
こちらの取材は、3月号の「セレクション結社」にて掲載されます。
そちらの写真は、「銀漢亭」と、二階の編集部で撮影したものですので、お楽しみに!
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