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2017年4月18日火曜日
佐怒賀正美・佐怒賀直美対談
世界中トースト飛び出す青葉風 佐怒賀正美
河は海へ海は彼の世へ暮の秋 佐怒賀直美
こんばんは。編集長の林誠司です。
「俳句界」編集部は先日から6月号モードに入っている。
6月号は「俳句で詠みたい鳥」(仮)と、「俳句という血縁~兄弟俳人、姉妹俳人」(仮)である。
「血縁」では
山口誓子・下田実花
高浜年尾・星野立子
飯田総一郎・飯田龍太
や、
金子兜太・金子千侍
鈴木節子・鳥居真里子
いさ桜子・辻 桃子
などに登場していただく予定である。
その「目玉」として、先日、
佐怒賀正美「秋」主宰・佐怒賀直美「橘」主宰
の対談を行った。
(おそらく…)俳句史上初の兄弟主宰である。
当たり前のことだが、兄弟でも作風は全然違う。
また俳句観も違う。
私の先入観では、兄弟はつねに意識して刺激し合って切磋琢磨しているのかと思ったが、そうでもない。
兄弟というのは身近すぎるから、あまりに意識しては疲れてしまうかもしれないな…と思った。
正美さんはもっと無口な人かとおもっていたが結構、いろいろな話をしてくれて楽しかった。
私も兄がいるので、司会をやりながら二人の思い出話を聞いているとなつかしい感情になった。
今、テープ起こしが上がってきたので、明日から、まとめ作業に入る。
そろそろ編集スパートの時期である。
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