今日から、高田馬場にある芳林堂で「金子みすゞ」フェアが始まっています。
JULA出版局のお二人にお知らせいただいたので、昨日は一足先に設営を拝見させていただきました。
芳林堂3F レジの左横です。
ドラマで使われた、詩を記していた手帳三冊のレプリカも展示されています。
俳人にも「みすゞ忌」としてなじみが深い童謡詩人ですね。
みすゞ忌は3月10日。
みすゞの出身地長門市では、毎年「金子みすゞ顕彰全国俳句大会」も開かれています。
地元で愛されている詩人、というのがよく伝わります。
金子みすゞは、まとまった作品が世に出ることがなく、幻の詩人と言われていました。
が、童謡詩人・矢崎節夫氏が「大漁」というみすゞの詩に惚れ込み、彼女の足跡を辿り、十六年後に、弟の上山雅輔さんにいきつきました。そして、彼の手許にはみすゞが遺した手帳があり、その八割が、未発表の作品だったそうです。
書いているだけで情熱が伝わります。見つかったときの驚きと喜びを想像するだけで、胸が熱くなりますね……。
この辺りの詳しい話は、こちらの本を参考にしています。
『金子みすゞの110年』(監修・矢崎節夫/JULA出版局)
ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。
みすゞを知りたいならこれ! という著書です。資料集と言ってもいいくらい、ふんだんに写真が掲載されています。貴重な昔の童謡雑誌の表紙などものっているので、みすゞの生きた時代背景が伝わってきます。
さて、ここで読者プレゼントのお知らせです。
「金子みすゞ・金澤翔子~ひびきあう詩と書~」が仙台で開催します。
こちらの招待券をいただきましたので、5名様にプレゼントいたします。
ご希望の方は、こちらからお問い合わせください。
(「お問い合わせ内容」の欄に「金子みすゞ招待券希望」とご記入ください。発表は発送をもってかえさせていただきます)
詳細のチラシはこちらです↓
ぜひご応募ください!
GWには、東京でも開催されるようです。
仙台には行けないので、私は東京に来るのを待ちたいと思います。
それではまた来週~!
それではまた来週~!
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