こんにちは、松本です。
土曜日は、1月号に掲載するグラビア撮影に行き、夜は「対岸」の祝賀会(こちらも1月号掲載!)に参加させていただきました。
グラビア撮影は公園で行ったのですが、まだまだご存命な蚊がたくさんおりまして……。
私はまたしても、両足を16ヶ所刺されてしまいました(懲りない)。
祝賀会に出席のため、ストッキングを着用しておりまして、夕方までに赤味がひくかな……と少しどきどきしておりました。
来年は鞄に必ず虫よけスプレーを常備しなければ。
-----
夕方からは「対岸」の創刊30周年祝賀会に出席させていただきました。
来賓の先生方が150名ほど、会員の皆様も合わせて300名くらいの大規模な会でした。
今瀬剛一先生のお人柄ですね。
お孫さんから花束の贈呈。今瀬先生は終始にこにこ顔でした。
「対岸」は創刊30周年。記念特集号には、なんと創刊号がまるまる入っているという豪華本になっています。とてもかっこいい。
その創刊号には、師である能村登四郎、林翔の祝いの言葉が掲載されています。
今瀬先生は挨拶で「30周年を報告したい、お世話になった先生方は皆あちらへ旅立ってしまった」と述べられました。
「対岸」の俳誌名の由来は、「むこう岸」のことだそうです。
創刊の言葉には、「現実にはなかなか到達しがたい向う岸、それだけに対岸への思いはつのる」と書かれております。
向う岸、と言うと不穏な感じに思えましたが、先生はこう続けます。
「いわば、未来、憧れ、郷愁、そうしたものと思っていただければよいであろうか」
「対岸」とは、懐かしい人々がいる場所であり、自分が目指すもの、目標、未来……いろいろなものが詰まっている名前なのでした。
素敵な名前ですね。
あっ、長くなってしまったので、今日はこの辺で。
来週は、矢島康吉さんの『箏漏亭日常』についてご紹介します。
「俳句界」にて8年連載していた「箏漏亭」が、とうとう一冊の本になりました。
お楽しみに!
0 件のコメント:
コメントを投稿