こんばんは、遠藤です。
5年前の3月11日は、まだ学生で、春休み中でした。
通っていた東北地方の大学が
数日後に後期試験を控えていたので
その準備を手伝っていました。
泊まりがけで来た受験生が多かったので
震災の混乱の中でも、試験は予定通り行われました。
(欠席者を対象に、後日追加日程も設けられました)
受験生を案内するとき、
「どこから来たの?」なんて話し掛けることが多いのですが
この時は何も言えませんでした。
東北に住む受験生が多かったので、
「連絡が取れないからわからないけど、多分家は流されていると思う」
と自分から話してくれた生徒も何人かいました。
これにも何と言ったらよいかわかりませんでした。
5年が経っても、何と答えるのが良かったのかわかりません。
なんとなく気分が落ち込みますが、私が落ち込んだところで
復興が進むわけでも、除染が進むわけでもないので
その時感じた言葉にならない気持ちをこうして時々思い出して
受験生のように、今やるべきことをやるしかないと日々過ごしています。
もうすぐ発売の4月号はとても華やかな桜の特集です。
「俳句界」を楽しみにしてくださる
全国のみなさんにお届けできるよう、
また来週から頑張ります~~!
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