こんにちは、水曜担当の松本です。
(金曜日に書いているのはご容赦ください…)
今週は、雑誌の校了後に、「箏漏亭日常」を読んでいました。
「俳句界」にて好評連載中で、3月号でなんと第92回になりました。
このたび、「箏漏亭日常」を一冊にまとめて書籍化することになり、
どの内容を掲載するか、取捨選択のお手伝いをしております。
何しろ、矢島康吉先生の連載は、私が入社する前……2008年から開始しています。
(ある意味大先輩です)
↑これまでの原稿をコピーしたもの。なんと、厚さ25mm!!!!!
そのまま書籍化しては500ページを越えてしまうので、重複部分や、連載ですので、
ちょっと無理やり入れた時事ネタなど……一つ一つ矢島さんと確認させていただきました。
↑作品タイトルと、取捨選択の赤。
こんな風に、ひとつひとつ、確認させていただきました。
箏漏亭日常は「俳句エッセイ」なので、矢島さんの日々の日記でもあります。
思い入れや、現地に行って調べたこと、懐かしい思い出でいっぱいなので、なかなか削れませんでしたが、こちらは編集目線で「これはいいんじゃないですか?」とばしばし指摘も入れさせていただきました。
もちろん、その後、どうされるかは矢島さんの意思になります。
不要では? という問いへの答えで、こちらも「じゃあ残しましょう!」「その代り、こうしましょう!」とご提案もできました。
なかなかの量でしたが、楽しかったです。
何しろ、途中からはずっと担当していたので、私も内心で「この頃はキツかった時期だ~」なんて思い出したりしていました。
選別後は、私の手を離れて、書籍の担当編集者にお渡しします。
(再度、校正をびっしりやっていただきます~)
本になるのは、今年の秋。
「箏漏亭」ファンの方は、ぜひ楽しみになさっていてくださいね!
11月5日(土)に読みました。俳句好きでもないのに、このエッセイを読みたいがため近所の図書館で「俳句界」を読んだり、たまには買っていました。やっぱり面白いし味わいがあった。連載も続けてほしい。
返信削除おがわ様
削除はじめまして、こんにちは。「箏漏亭日常」をお読み下さってありがとうございます。矢島さんの筆運びは、味があって良いですよね。連載の続き……はどうなるかわかりませんが、このたび書籍化いたしました。よろしければ、ぜひ手に取ってみてください。今週水曜日のブログでも、書籍の案内を綴りますね!