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2018年4月16日月曜日

ブログ最終回

編集部の加藤です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございました。

2016年1月16日から始まった最初のブログから続けてきた、「俳句界」編集部ブログ。
取材の裏話や、編集部の日々のできごとなどを写真を添えてアップしてきました。

皆様からコメントをいただいたり、アンケートハガキに感想を書いて送っていただいたりと、私たち編集部も楽しみにしながら続けることができた企画でした。
本当にありがとうございます。

今回をもちましてブログは終了となります。
読者の皆様と繫がれるような新たな企画をまた立ち上げますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

今後とも、月刊「俳句界」をよろしくお願いいたします。

「俳句界」編集部一同


2018年3月24日土曜日

はじめまして

はじめまして、こんにちは。
この度、月刊「俳句界」編集部に仲間入りしました、伊藤です。
これから頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

私と俳句との出会いは、中学生の頃の国語の授業の時間でした。

閑さや岩にしみ入る蟬の声  松尾芭蕉

非常に有名な句で、皆さま当然のようにご存知かと思います。
授業の内容は、なぜ「しみ入る」が「しみ込む」ではないのか、ということを考えるものでした。

俳句との出会いも初めてであれば、「しみ入る」という言葉との出会いも初めてでしたが、
硬い岩にはすばやくしみ込むものではなく、じわじわと、じっくりしみ入るものだ、という意見を出したように記憶しています。

今思えば、この「しみ入る」の一言は、「閑さ」と「蟬の声」の中にいる詠み手の時間の流れを
非常に緩やかにし、まるで時が止まったかのように錯覚させる言葉のようにも感じます。


この一句との出会いが、十七音に込められた情景の広がりや、短いからこそ厳選された言葉などの俳句の魅力を教えてくれました。
「俳句界」編集部の一員としてたくさんの俳句に出会えることが、これからも楽しみです。

さて、今月号の「俳句界」も無事発売となりました。
金子兜太先生の追悼特集、俳句の仮名遣いに関する論考・エッセイなど、盛りだくさんの内容となっております。

お近くの書店様やアマゾン(ここをクリック)でご購入頂けます。
ぜひお手にとって見て下さいね!



2018年3月16日金曜日

温かい春の陽気


こんにちは、家氏です。

寒い寒い日々がようやく終わり、やっと春らしくなってきました。通勤途中はおひさまがポカポカと包み込んでくれて、私の一番好きな季節です。

月刊「俳句界」にはそんな春にぴったりなイベント情報も掲載しています。
それがインフォメーション!
作品募集や各地のイベント情報などを沢山掲載しています。春だからこそ、インフォメーションを参考に各地をまわってみてはいかがでしょうか。

「俳句界」3月号も発売中です、ぜひ手にとってみてください。





さて、私のブログは今回で終了となります。
読んで下さった皆様ありがとうございました。

2018年3月9日金曜日

空を見上げれば

加藤です。

背中を丸めて、つい下を向いて歩きがちな冬。
週末、空を見上げると、少しずつ春が近づいてきていました。



先日、200万部を突破した『君たちは、どう生きるか』を読みました。
新潮社の編集者だった吉野源三郎が、今から81年前に自身で書いた児童文学を漫画化したものです。
心に残った言葉に付箋をつけていたら、付箋だらけになってしまいました。
皆さんもぜひ。
お薦めの一冊です。

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先日、上野恩賜公園に取材に行ってきました。




4月号(3月24日発売)の『俳人訪問』にご登場いただくのは、「梓」代表の上野一孝先生。
最新句集のこと、森澄雄先生との出会い、代表をされている「梓」のことなどをお聞きしました。

事前に上野公園を下見してくださっていたとお聞きして、感激しきり。
お薦めのぼたん苑での撮影となりました。
カメラマンは私、加藤が担当。
ぜひ、4月号でご確認ください。

ではまた!

2018年3月8日木曜日

俳人協会四賞授与式・懇親会へ


こんにちは、松本です。

今週は、3月6日に「俳人協会四賞授与式・懇親会」へ行ってきました。
毎年盛大に行われる授与式と懇親会ですが、
今年の俳人協会賞は、「俳句界」投句欄の選者をご担当いただいている、
櫂 未知子先生の句集『カムイ』と、須賀一惠さんの句集『銀座の歩幅』。
ダブル受賞というのは六年振りだとか。
新人賞も三名、評論賞も二名と、受賞者が多く、壇上は華やいでいました。

(※取材でカメラが出張中のため、後日ここに写真掲載します!)


普段なかなかお会いできない先生方にご挨拶でき、充実した時間でした。
先生方、ありがとうございました。


また、毎年楽しみなのが、会場である京王プラザホテルのロビーに飾られる「吊し雛」。
この日も訪れる人の足を捉えて離さない、魅力的な仕上がりになっていました。















正面から。


















ずずいっとアップに



遠景で見るとまるで柳が着飾っているかのうように華やかですが、近景で見ると一個一個に味わいが。「へびだ!」「ねこだ!」「いやトラだ?」とひとつひとつ指差して楽しんだり。童心にかえった気分です。

毎年風変わりで楽しい人形があるので、ついついじっくり見て時間を忘れてしまいます。

来年も楽しみですね。


2018年2月28日水曜日

大切な方々の逝去

金子兜太先生、大峯あきら先生、奈良文夫先生とつぎつぎにお亡くなりになり、ちょっと気分が落ち込んでいる。
しかし、これもまた新しい時代の始まりでもあるのだろう。

今、編集部は、金子先生の追悼特集でおおわらわである。

2018年2月16日金曜日

結社広告入稿準備

こんにちは、家氏です。

先日「俳句界」3月号が校了したばかりですが、
今日は4月号の結社広告を印刷所へ入稿の準備をしておりました。
私が結社広告に携わって五ヶ月、「俳句界」の結社広告は、毎号巻末に30ページ以上にわたり掲載しているのでご存知の方も多いはず。
「俳句界」の広告は結社に入られている方々の作品も掲載されているのが大きなポイントです!
それぞれの結社の雰囲気がより伝わり、定期的に掲載句が変わります。今から結社に入ってみようかなと思われている方は参考になると思います。
ちなみに結社誌を取り寄せたいと思われている方にも誌代入金先や、電話番号なども掲載されていて、連絡をして結社の雰囲気を聞くことも出来ます。

ぜひ、巻末までご覧ください!!

3月号の発売は2月24日(土)です。






2018年2月8日木曜日

如月のころ

加藤です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年が明けて、初めてのブログになります。
1月からいろいろな取材がありました。
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1月は、3月号(2月24日発売)「私の一冊」の取材で、「杉」主宰の森潮先生のグラビア撮影。

森澄雄先生も通っていらしたという、潮先生お気に入りのポラン書房で撮影をさせていただきました。


とても雰囲気があって素敵な古書店で、並んでいる本がこれまた魅力的。
撮影をしながら、ついつい気になった本を手に取ってしまいます。


カメラマンの野村氏に、「ここが面白いよね」と話しかけている潮先生。
かくいう私も、どうしても買いたい本があったのですが、「今は仕事中!!」と自分に言い聞かせ、我慢。

快く撮影を許可してくださった、ポラン書房様のおかげでとても素敵なグラビア写真ができました。
本文とともに、ぜひ3月号をご覧ください。

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1月末には、4月号「如月真菜対談」の取材で中野へ。
実は中野は、最初に一人暮らしをした、思い出の地。
対談場所の中野サンプラザは、コンサートホールのイメージがあるかと思いますが、会議場や披露宴会場もあるんです。


今回のゲストは、堀本裕樹先生。
今年、ついに主宰として結社「蒼海」を立ち上げるとのこと、1月1日にご自身で発表されたばかりのタイミングでの取材でした。

堀本先生は『熊野曼荼羅』で第二回北斗賞を受賞。
先生には、今年の「北斗賞」の選考をお願いしており、そのことについてもいろいろとお話をしていただきました。


如月先生と堀本先生が、対談後にサインし合っているところをパシャリ。


懐かしの中野商店街で、帰りに大好きだったお惣菜を買って帰宅した私でした。

明日は、「梓」代表の上野一孝先生のインタビュー取材です。
その模様はまた次回ご報告します!

ではまた!


2018年2月2日金曜日

とにかく寒い、今日この頃

こんにちは、松本です。

全国的な寒波に見舞われて、凍える毎日をお過ごしかと思います。
今週末は立春だというのに……、春の気配が待ち遠しいですね。

そんな、特に寒かった頃の取材の模様をレポートいたします。

●3月号「セレクション結社」……「野火」菅野孝夫先生

最初は、23日の予定だったのですが、この前日に大雪が降ったため、木曜日に延期。
しかし、あらかじめ決めていた撮影場所:小石川後楽園は……一面真っ白でした。
(あっけにとられてしまって、写真撮るのを失念しました)

掲載は3月号なので、とにかく「雪が映らないように!」と悪戦苦闘するカメラマン・山根さんとわたくし。
先生にも、この酷寒の中コートを脱いでいただく……という無茶なお願いを繰り返し、
しかし迅速に撮影しました。
先生のご協力のおかげで、春らしいさわやかなお写真が撮れましたので、苦労の成果はぜひ3月号でご確認ください!















菅野先生とカメラマンの山根さん。












下は雪ですが、頭上を見上げると、梅の花がほころんでいました。


「野火」は、「馬醉木」の抒情俳人・篠田悌二郎が創刊の伝統結社です。
菅野主宰は四代目。
撮影後、温まりながらお話を伺うと、現在の俳壇への憂慮、俳論の在り方など、ばしばしと辛口でおっしゃるおっしゃる。切り口が鮮やかで、私は楽しく拝聴しました。
また、菅野先生は元編集者。ご自身で出された「句と批評」という雑誌を頂きました。

レイアウトが美しく読みやすく、さすがの仕上がり。紙も小説でよく使われるクリーム系。
「野火」のレイアウトも美しいので、菅野主宰のこだわりが詰まっていると感じました。
機会がございましたら、ぜひご覧ください!


他にも、甘口の取材が二件続けてありました。
このもようはまた後日!!

2018年1月22日月曜日

東京は雪…。















東京は大雪になりつつあります。
こんにちは。
林です。

自宅の遠い者、自宅作業出来るものは、14時以降から順次、帰宅することにしました。
私もそうします。

昨日は石寒太主宰の「炎環」の祝賀会でした。
場所は新宿の京王プラザホテル。
ご覧のとおり、大変豪華なメンバーでした。

小社では寺田専務、書籍の齋藤、私の三人で出席。
マスコミは一つのテーブルに座ったのだが、なんと私が黒一点…。
あとはみんな女性。
時代は変わったものです。

夏井いつきさんもいらしていましたが、スピーチの時は黒山の人だかりで、人気を実感しました。
大木あまりさんともひさびさにお会いできたのもうれしかった。
会終了後は専務のおごりで、ホテルのバーで一杯。

昨日は午前、午後にも用事があり、中身の濃い一日でした。